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全魔法が使える私、初級魔法しか使いません

作者:谷元 黒
最新エピソード掲載日:2026/10/09
 日本で普通の少女として暮らしていた雪城澪華は、ある日突然、見知らぬ草原で十五歳の少女フィナ・アウセリアとして目を覚ました。

 そこは、魔法が当たり前に存在する異世界。

 しかもフィナには、火、水、風、土、光、闇――あらゆる属性の魔法を使える、規格外の才能が宿っていた。

 けれど、長い詠唱も複雑な術式も、難しい魔法名も覚えたくない。

「初級魔法だけで十分じゃない?」

 そう考えたフィナが放つのは、どこにでもあるはずの初級魔法。

 ほんの少しの火球は、複数の標的を追尾して同時に撃ち抜く。

 小さな土壁は、迷宮主の大規模魔法を完全に遮断する。

 ただの水魔法は、巨大な魔物を地面へ押さえつけるほど重くなる。

 本人は普通に使っているつもりなのに、そのすべてが世界の魔法理論から外れていた。

「それのどこが初級魔法なのよ!」

 理論派の少年レオン、眠たげな静寂魔法使いネム、自称一番弟子のリリカ、負けず嫌いな黒級主席エルナ。

 仲間たちにツッコまれ、呆れられ、時には崇拝されながら、フィナは魔法学院で新しい生活を始めていく。

 しかし、彼女の魔法へ反応する古代施設、黒い紋章を持つ謎の侵入者、そして告げられた「原初魔法」という言葉。

 フィナの力は、ただ全属性を使えるだけの才能ではなかった。

 最強なのに天然。

 規格外なのに無自覚。

 世界最強級の少女が、初級魔法だけで魔法学院の常識も、強大な魔物も、古代から続く謎も吹き飛ばしていく。

 爽快バトルと仲間たちの掛け合いで描く、最強女性主人公の異世界魔法学院ファンタジー。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
第一章 初級魔法の転校生
第二章 蒼穹迷宮と逆さの海
第三章 王都魔法祭と消えた初級魔法
第四章 深層迷宮と眠れる大地
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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