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異世界テンプレを信じた俺がバカでした  〜ステータスは出た。スキルもあった。だが、ほぼ履歴書だった〜

作者:小森こもり
最新エピソード掲載日:2026/09/09
異世界転移した。
ステータスも出た。
スキルもあるらしい。

勝った。
そう思った俺がバカでした。

「……内容が履歴書じゃねえか!」

異世界が拾い上げたのは、若き勇者でも、選ばれし英雄でもなかった。

黒い沼から這い出してきたのは、五十二歳。
チートも若さもない。ただ、現場で何とかしてきたおっさん、堺井真司だった。

剣で戦う力はない。
魔法で敵を吹き飛ばす力もない。
もちろん、魔王を倒す予定もない。

真司にあるのは、
戦い方ではなく働き方。
魔法ではなく話法。
剣よりペンの使い方。
異世界で問われたのは、異能よりも実務だった。

言葉は通じない。
身元もない。
帰る方法もわからない。

それでも真司は、仕事で鍛えた観察眼、段取り、交渉、企画力を頼りに、一つずつ状況をほどいていく。

黒沼と呼ばれる世界の傷。
本人にしか見えない謎のボード。
異邦人を警戒する人々。
そして真司を、
「荷物」ではなく「助けてくれた人」と見る少女と、
観察と記録を繰り返す、ミステリアスな美女。

チートなし。
勇者なし。
無双なし。

あるのは、地味で現実的な実務経験だけ。

異世界テンプレを信じた中年男が、剣も魔法もないまま、実務能力だけで生き延びる。
現実対応型・実務サバイバルファンタジー。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
プロローグ
第一章 ~転移~
第2話 森で目覚めた実務屋
2026/06/29 21:00
第3話 黒い泥と荷馬車
2026/06/30 20:00
第5話 風を連れた女性
2026/07/01 20:00
第6話 額に咲いた仮界紋
2026/07/01 20:30
第7話 女の子だもん
2026/07/02 20:00
第8話 もう一つの黒沼
2026/07/03 20:00
第9話 商人として
2026/07/04 20:00
第10話 準備で八割
2026/07/04 20:30
第14話 荷馬車の横を走る
2026/07/07 18:00
第15話 ローデンの女将
2026/07/08 19:30
第16話 売れ残りの置き場所
2026/07/09 19:50
第17話 麦粥がうまい
2026/07/10 19:50
第18話 軒先の居眠り
2026/07/11 19:40
第19話 湯場で詰んだ男
2026/07/11 20:20
第21話 名前はボード
2026/07/12 20:10
第22話 セレーナ様の朝ご飯
2026/07/13 19:50
第23話 また来な、シンジ
2026/07/14 20:10
第24話 見えない相棒
2026/07/16 19:50
第25話 最初に話すなら
2026/07/17 20:10
第26話 レグフォードの城壁
2026/07/18 19:40
第27話 馬車の役目
2026/07/18 20:10
第28話 荷物じゃない
2026/07/19 19:40
第30話 神託板?
2026/07/20 19:50
第31話 その称号の名は……
2026/07/21 20:10
第32話 案件ではなく
2026/07/22 19:50
第二章 ~感情~
第33話 手の甲の仮界紋
2026/07/23 20:20
第35話 帰るんだ
2026/07/25 19:50
第41話 体調管理
2026/07/29 20:00
第46話 家の力
2026/08/02 19:10
第53話 あれで辺境伯令嬢
2026/08/08 19:20
第三章 ~場所~
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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