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二階堂一族、鎌倉時代を賑やかに生きる。――亡き父親は転移者!

最新エピソード掲載日:2026/11/03
鎌倉時代、二階堂家の父・直成が亡くなった。

残されたのは、妻のちよと五人の子どもたち。

父は少し変わった人だった。

人の話をよく聞き、何でも確かめ、書き留める。偉い人にも物怖じせず、家族には妙に甘い。

そして、父には、家族がまだ知らない過去があった。

源頼朝の死、鎌倉幕府の権力争い、承久の乱。

歴史が大きく動くなか、五人の子どもたちは、それぞれの道を歩み始める。幕府の仕事に励む者、京へ嫁ぐ者、恋に悩む者。時には歴史上の人物たちを巻き込みながら、二階堂家の日々は今日も賑やかだ。

父が残したのは、未来の知識だけではなかった。

人の話を聞き、確かめ、記録し、自分で考えること。

これは、英雄が歴史を変える物語ではない。

歴史のなかで笑い、恋をし、悩み、家族で支え合いながら生きた、鎌倉時代のある一家の物語である。
第一部 父がいない、いつもの家 承元二年(1208年)
第二部 鎌倉がざわめくころ、二階堂家の日々――承元二年~三年(1208~1209年)
第三部 三郎の元服と、まつの縁談――承元四年〜建暦元年(1210〜1211年)
第四部 まつのいない家――和田の名が遠くなるころ 建暦元年〜建暦三年(1211〜1213年)
第五部 父を知る人たちと、新しく増える家族 建保二年〜建保六年(1214〜1218年)
第六部 ちよは、直成をあらためて知る 建久六年〜建久十年(1195~1199年)
第七部 実朝の最期と、続いていく暮らし ――建保七年(1219年)〜承久元年(1219年)
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