僕のほとけ道
最終エピソード掲載日:2022/02/16
突如襲った震災に翻弄される主人公が、仏教と人の死に触れ、人の縁によって苦悩しながらも成長していく物語。
なお、本作には一部、構成の都合上、性的な病気や差別的表現が含まれています。人によっては魅力と写ることもあるという観点に基づいています。
なお、本作には一部、構成の都合上、性的な病気や差別的表現が含まれています。人によっては魅力と写ることもあるという観点に基づいています。
毛布持ち サイレンに押され 崖登る
2022/01/21 08:34
赤き車灯の波 黒津波に 消ゆ
2022/01/21 10:26
我れ先に 凍る石段 『蜘蛛の糸』
2022/01/21 18:19
水引きし街 終戦のごと 凍てる
2022/01/21 21:17
(改)
空蛇口 口漱ぎたる 竈雪
2022/01/22 00:05
冬朝陽 主無き船 霜の海
2022/01/22 00:31
(改)
底冷えの被災地 靴のミス 悔いる
2022/01/22 23:36
安否問う コートの列 オロチのごと
2022/01/23 00:09
被災時のキャッシュレス カイロ買えず
2022/01/23 08:26
隣のラジオ 耳当て越しの速報
2022/01/23 09:20
冬の簡易トイレ 組みし間の 苦痛
2022/01/23 14:20
オリオンに ナマズ退治願う 闇夜
2022/01/23 17:19
(改)
名も無き猫のごと 寒月に 怯ゆ
2022/01/23 22:45
災害を 想定外と 息白し
2022/01/24 17:56
石地蔵 雪泥に流され 笑むか
2022/01/24 19:07
泥の柊 道隔て消ゆ隣家
2022/01/24 22:34
秋ならば 実もつけように 冬銀杏
2022/01/25 11:02
(改)
震災の凍空 豚汁の香り
2022/01/25 11:31
泥掻きて 小春日和の うたた寝か
2022/01/25 20:09
「けっかい」を 越えし悪魔の 寒の川
2022/01/25 23:34
寒視察 泥顔の諭吉 光る靴
2022/01/26 07:58
泥海に 雪靴の陸自 助け舟
2022/01/27 07:36
罹災証明まだ 正月飾れず
2022/01/28 08:02
シンネンもちつく 偽りの 明けオメ
2022/01/28 08:25
(改)
赤十字 枯木並木の 黒提燈
2022/01/28 21:35
泥混じりの思い出 ゴミと呼ぶ春
2022/01/28 23:28
柳消え 瓦礫の土手に 咲きし蝶
2022/01/29 12:12
立ち枯れど 被災越え 根残す桜
2022/01/29 12:44
灰の街に 満開の花咲爺
2022/01/29 15:26
舎利殿の 十三仏は 春大河
2022/01/29 18:49
(改)
春の水面に あの津波の影無く
2022/01/29 23:45
(改)
仮暮らし 「隣ガチャ」スカ 五月病
2022/01/30 12:29
(改)
返り血を 浴びて染まりし 柳のは
2022/01/30 14:45
甘茶かけ 命は己が 為あらず
2022/01/30 17:20
(改)
梅雨曇 お節介と 関わらぬ罪
2022/01/30 22:15
梅雨時雨 仮設の雨音 目冴える
2022/01/30 23:29
梅雨の晴れ間 ここぞとばかり 伸びをす
2022/01/31 07:13
梅雨の雷 一鳴り毎に 傷もぐる
2022/01/31 20:38
夏果たす 冬の約束のカマクラ
2022/01/31 23:28
(改)
家の前 夏のパンイチ 咎められ
2022/02/01 23:41
都会女子 視線に困る 夏おしゃれ
2022/02/02 07:45
知らぬ場所 本を信じて 夏の汗
2022/02/03 00:04
紅茶と汗 垂れる隅の 二人席
2022/02/03 23:06
(改)
二人連れ いずれが狐 狸かな
2022/02/03 23:59
初デート 待ち受け子猫 恋敵
2022/02/04 00:32
時越え告げる なつかしの 鳩時計
2022/02/04 01:08
(改)
コバエ取りの風鈴 夕映える軒
2022/02/04 03:21
つれなくす そのひぐらしの 送り盆
2022/02/04 08:05
雑踏に 心はそぞろ 盆の街
2022/02/04 23:26
新盆や 送り届けよ アゲハ紋
2022/02/04 23:32
ジーツクツク 祖父と愛猫 送る夏
2022/02/04 23:46
船便に 漂流瓶の 夜長LINE
2022/02/05 10:27
(改)
碑の仏花 日ごとに消ゆる 茜空
2022/02/05 15:57
秋 思い出にと 君撮りし一枚
2022/02/05 16:04
虫の声 写真の君に 聖母見ゆ
2022/02/05 16:10
名月や 被災し前と 同じ顔
2022/02/05 20:58
(改)
晩秋や 忌まれ佇む 送り人
2022/02/06 13:59
(改)
波凍る 津波の記憶 指震え
2022/02/07 22:23
身寄り無き 並ぶ遺骨は 雪に鷺
2022/02/07 22:40
冬天突く 防波 現代のバベル
2022/02/08 02:02
(改)
間に合えと 寒風裂きて 君が元
2022/02/08 08:42
(改)
亡き人を 偲ぶ旅路の 枯並木
2022/02/08 15:09
(改)
背を打たれ 煩悩凍る 滝氷柱
2022/02/08 22:24
寒苦行 求むる答え 己が内
2022/02/08 23:11
クリスマス うどんをすする 二人かな
2022/02/09 00:29
名探偵似 冬現場の聞き込み
2022/02/09 13:45
冬冴える 真実見抜け 解決編
2022/02/09 13:52
(改)
御遺体は 知らぬが仏 物扱い
2022/02/09 15:44
(改)
節分の鬼 鉢合わせに ドッキリ
2022/02/09 18:22
どれが旬 真冬のフルーツ大福
2022/02/09 18:35
(改)
相部屋二人 寒き夜の 布団巻き
2022/02/09 22:05
春来れば がさつな母に 生娘も
2022/02/09 22:46
手をとりて 滑るリンクに 足とられ
2022/02/10 07:28
足触れる 恋人未満 雪火燵
2022/02/10 19:58
夏風邪に 氷嚢越しの 主夫姿
2022/02/10 22:24
(改)
汗にじむ 回復願う ミルク粥
2022/02/11 00:27
春過ぎて 医者の見立ては ボッチーナ
2022/02/11 07:57
寄りかかり 置いて逝くなと 夏の夢
2022/02/11 09:25
一人急く 見えぬ物音 夏夜道
2022/02/11 21:45
遠雷に 君思うは 「我欲」か
2022/02/11 22:02
(改)
雨宿り 借りしパジャマの 君の香よ
2022/02/12 10:40
夏お化け 正体見たり 興信所
2022/02/12 14:31
一つ屋根 夕焼け肌着 ときめかず
2022/02/12 17:20
秋の暮れ 我が家に灯る 窓明かり
2022/02/12 22:06
枯木立 迷いを捨てし 無の姿
2022/02/13 21:53
(改)
底冷えや 二人で食べる 飯の湯気
2022/02/13 22:21
風寒し 年経る毎に 鬼増える
2022/02/14 08:02
バレンタイン 本命デート 義理はチョコ
2022/02/14 14:03
踏み違え 折れ凍つポール 鬼子母神
2022/02/14 21:23
コブシ飛ぶ 目にも鮮やか 目にもアザ
2022/02/14 21:42
春パジャマで介抱 なお悪化
2022/02/14 21:43
雨蛙 葦簀の陰の 居候
2022/02/15 10:20
(改)
激昂の君に追われて 秋の野良
2022/02/15 10:23
ツーショット 鳴らぬスマホは 今ススキ
2022/02/15 20:56
盆過ぎて 須弥山登る 遺影かな
2022/02/15 23:19
(改)
隙間風 欠けたる月にも 丸い縁
2022/02/15 23:50
(改)
復興の若桜 今仰ぎ見る
2022/02/16 07:30