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泥掻きて 小春日和の うたた寝か

 今日は日差しがあって暖かい。倒壊を免れた家では、この時とばかりにせっせと泥を掻き出している。そんななか、家の前で座り込んでうたた寝をしている泥だらけの老人がいた。よほど疲れたのだろう。白い猫がその横で心配そうに座っている。数日前までは縁側で猫を抱えてお茶でもすすりながら、うつらうつらしていたのだろうか。


 日に照らされて乾燥した泥が舞い上がるのでマスクを外すわけにはいかない。浄水場が復旧したのだろうか。街には給水の列が出来ていた。老人たちが小さなタンクを重そうに持ち帰る。元気なら手伝えるのだが、僕も慣れない避難生活のためか、それともマスクのせいなのか体がだるい。


 水道山に戻ると、山すそに流れる川の取水場が奥に見えた。

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