表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/97

泥海に 雪靴の陸自 助け舟

 陸上自衛隊が到着すると、一気に道が拓けた。道路に積もった瓦礫や泥が消えると、ガス・電気・水道などが次々と復旧し始める。自衛隊が予定より遅かったのは、生存者を探すほうを優先したために片付けが進まなかったらしい。


「自衛隊って名前がよくないよね。災害救助隊とかのほうがよくねえか。」

「国の災害救助隊で国災救助隊ってのはどうだ。」

「うん、国災救助隊。」

 街が片付くと、冗談がでるほどに人々は元気づいた。


 何とか雪が降る前に、家の中の泥を出したい。大きな板で押す者や、バケツでくみ出すものものなど様々だ。重機で泥を押し出せれば効率もいいのだが、住宅地ではそうもいかないわけがある。行方不明者がいれば捜索も必要だし、個人の所有物も混じっている。やみくもに捨てられるものでもない。僕も、毎日自宅周辺の片づけを手伝う。そのため、自宅の片付けはほとんど進まない。


 駅の近くは、毎日瓦礫を運ぶトラックが通る。しかし、ちょっと離れると、積み上げられた瓦礫が延々と続く。そのほとんどが濡れた建材や家財だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ