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汗にじむ 回復願う ミルク粥

 僕が食欲が無いときによく作るのはミルク粥だ。本来、おかゆは米から多めの水で炊くのだが、コシヒカリなどの水分の多い米は向かない。さらに慣れてない米の場合は、水加減がわからない。そこで、時間はかかるが一度普通に炊いたご飯を茹でるほうがいい。

 ご飯を炊いた後、一旦冷やす。そのほうが食感も残り、後でべたつかなくなる。しかし、時間がもったいないので少量の水にご飯を入れ、水から茹でる。沸騰したら、バターと牛乳を入れる。牛乳が多いと臭みが残るので加減が難しい。コンソメなどを使って臭みを取る人もいるようだ。僕の場合は、紫蘇付けの梅干の果肉を一個分程度入れてピンク色にする。これで臭みが抑えられる。あとは一味か七味をふりかけて混ぜる。個人てきにはかなり入れたほうがおいしい。辛さは好みもあるので、とりあえず様子見程度に入れて、自分で調整してもらおう。


 唐辛子で体が温まるし、食欲も刺激される。

「初めての味です。でも、嫌いじゃないですよ。祖父がよくあたたかいご飯に牛乳をかけて食べてました。」

 昔は牛乳とご飯と言っただけで敬遠されたものだ。


「コンソメに黒胡椒っていうのは知ってますけど梅干と牛乳って面白い組み合わせですね。唐辛子の刺激がいいアクセント。」

 お世辞なのかどうか解らないが、彼女は小さな茶碗を完食し、顔の汗をタオルで拭いて再び横になった。

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