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小学四年生に戻った俺の、あの頃からのやり直し

作者:HATENA 
最新エピソード掲載日:2026/07/20
目が覚めると、俺は平成十二年の春、小学四年生に戻っていた。

スマホはなく、放課後の約束は口約束。
母さんの朝ごはんがあって、ランドセルは思っていたより重い。
もう戻れないはずだったあの頃の普通が、そこにあった。

一周目の人生は、大きく失敗したわけじゃない。
ただ、勉強も、友達も、恋愛も、お金のことも、どこか適当に流してしまった。
もっとちゃんとやっておけばよかった。
そんな普通の後悔だけが残っていた。

未来のことは少しだけ知っている。
そして平成十二年には、ロト6があった。

父さんが昔、「惜しかった」と笑っていた六つの数字。
それをもう一度選んだ結果、俺は一等四億円を当ててしまう。

でも、四億円があっても俺は小学四年生だった。
通帳は父さんと母さんが預かるし、学校では宿題もある。
友達にも先生にも言えない。

それでも、買えなかったゲームを買い、家族で旅行へ行く。
覚えている会社の名前をノートに書き、父さんと少しずつ株の話もする。
小さな選択が、前の人生では届かなかった場所へつながっていく。

未来知識があっても、青春は思い通りにならない。
戻れないはずだったあの頃から、人生をもう一度やり直す物語。
第一章 小学四年生に戻った俺
第一話 平成十二年の朝
2026/06/08 14:17
第二話 四年二組
2026/06/08 16:09
第三話 八百円
2026/06/08 16:24
第四話 四百八十円の雑誌
2026/06/08 17:16
第五話 父さんのパソコン
2026/06/08 18:29
第六話 小テストと放課後
2026/06/08 20:36
第七話 夏休み前の教室
2026/06/08 21:36
第八話 夏休みの終わり
2026/06/08 22:00
第九話 ロト6
2026/06/08 22:10
第十話 六つの数字
2026/06/08 22:25
第十一話 当選番号
2026/06/10 11:00
第二章 四億円の使い道
第十四話 四億円の使い道
2026/06/16 11:10
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