↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

預かり屋 榊便利堂 ~死に際の想いのこもった最期の一言を届ける裏稼業~ 

作者:MIYA
最終エピソード掲載日:2026/10/09
**最期の一言を届ける。それが、残された人の望みとは限らない。**

海沿いの小さな町・臥雲町で便利屋を営む榊透には、少し変わった仕事がある。

死にゆく人から最期の一言を預かり、その言葉を本当の宛先へ届ける「預かり屋」だ。

届ける期限は七日間。宛先と対面すれば、預かった言葉は透の意思とは関係なく口をついて出る。届け損ねた言葉は体の奥で腐り、代わりに透自身の言葉をひとつ奪っていく。

ある日、八十四歳の老人が透に託したのは、たった一言だった。

「マル。ええ子や」

しかし、その宛先は、十七年前の町内会報に載っていた一匹の犬だった。

亡くなった人が伝えたかったことと、残された人が聞きたいことは、いつも同じとは限らない。

母親へ息子の死を知らせたくない娘。十五年間、返されなかった鍵。海の向こうにいる、もう会えない女性。

草刈りや網戸の修理、溜まった請求書に追われながら、透は今日も誰かの言葉を届けに行く。

そして、町が十五年前の高潮について残した記録を調べるうちに、祖父の帳面にある二か月の空白と、透自身が忘れていた夜が少しずつ繋がり始める。

これは、言えなかった一言と、それを受け取った人々の物語。
第一章 犬の名を呼んだ老人
第3話 七十席
2026/09/30 00:00
第二章 あの子
第7話 予約
2026/10/01 00:00
第10話 ごめんね
2026/10/01 00:00
第12話 閉店まで
2026/10/01 00:00
第13話 よその子
2026/10/01 00:00
第三章 戻らない鍵
第16話 三番の鍵
2026/10/02 00:00
第19話 早瀬さん
2026/10/02 00:00
第20話 持っとけ
2026/10/02 00:00
第21話 墓じまい
2026/10/02 00:00
第四章 こたつを出しておいて
第22話 箱の底
2026/10/03 00:00
第24話 門札
2026/10/03 00:00
第25話 机の位置
2026/10/03 00:00
第27話 母の留守
2026/10/03 00:00
第五章 マリアに
第30話 取り置き
2026/10/04 00:00
第32話 名札
2026/10/04 00:00
第33話 返す伝票
2026/10/04 00:00
第36話 空欄
2026/10/04 00:00
第六章 あの人には言えんな
第41話 値札の裏
2026/10/05 00:00
第七章 引き受けない仕事
第48話 違う伝票
2026/10/06 00:00
第52話 今の担当
2026/10/06 00:00
第53話 最初の舟
2026/10/06 00:00
第54話 渡す前に
2026/10/06 00:00
第八章 避難済み
第55話 戸車の音
2026/10/07 00:00
第56話 父の食卓
2026/10/07 00:00
第61話 聞く場所
2026/10/07 00:00
第63話 残した欄
2026/10/07 00:00
第九章 持っていったもの
第64話 予約の紙
2026/10/08 00:00
第65話 朝の電話
2026/10/08 00:00
第67話 二十七番
2026/10/08 00:00
第68話 転送先
2026/10/08 00:00
第69話 別の舟
2026/10/08 00:00
第73話 帰った人
2026/10/08 00:00
最終章 行ってくるね
第77話 当番表
2026/10/09 00:00
第83話 宛先
2026/10/09 00:00
第85話 返事
2026/10/09 00:00
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。