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神々のいない食卓~日本の消えた異世界で、料理好きの俺は和食を作る~

最新エピソード掲載日:2026/08/18
料理好きの高校生・レンは、貧しい家庭で忙しい両親に代わり、幼い妹の世話をしながら暮らしていた。

「お金がなくても、美味しいものは作れる」

妹に少しでも美味しい料理を食べさせるため、安い食材の使い方、火加減、保存、下処理――料理の工夫を積み重ねてきたレン。

そんなある日。

事故に遭ったわけでもない。
病気になったわけでもない。
神様に会ったわけでもない。

次に目を開けたとき、なぜか異世界で赤ん坊として生まれていた。

転生先もまた貧乏な家庭。
おまけに文明は未発達で、料理といえば「焼く」「煮る」「揚げる」程度。

醤油もない。
味噌もない。
まともな包丁すらない。

――なら、作ればいい。

火魔法で火力を調整し、土魔法でかまどを作り、現代知識でこの世界の常識を次々と覆していくレン。

そして転生後にも生まれた幼い妹が、彼の料理を食べて笑った。

「おにいちゃん、これ、すっごくおいしい!」

その一言から、レンの第二の料理人生が始まる。

安い肉を美味しく。
粗末な食材を御馳走に。
やがて料理は家族を、村を、町を、そして世界を変えていく。

だがある日、レンは世界地図を見て気づいてしまう。

大陸の配置が、あまりにも地球に似ている。

なのに――

**日本だけが存在しない。**

さらに、この世界は「ミズガルド」と呼ばれていた。

神社の家系で育った前世の記憶。
世界各地に残る、日本神話を思わせる奇妙な伝承。
失われた料理。
消された国。
そして主人公自身にも存在しない「死の記憶」。

これは本当に異世界なのか?

なぜ日本だけが消えている?

そして、なぜ自分はこの世界へ生まれ直した?

妹に美味しいものを食べさせたい。

ただそれだけだった少年は、まだ知らない。

自分が再現する日本料理の一皿一皿が――

**滅ぼされた日本と、忘れ去られた神々を蘇らせていることを。**

料理×魔法×日本書紀。

世界を作り直した神々に、一人の料理好きが「待った」をかける。

**これは、料理から始まる日本再生の異世界転生ファンタジー。**
第一章 日本のない世界で、妹に料理を
第二章 料理が村を変える
第三章 町へ――料理人、世界を知る
第四章「稲種――消えた国の残り火」
第五章 食卓は村を越えて――料理が商売になる日
第51話 村の外へ、その先へ
2026/08/18 21:09
第六章 学都アウルム――八歳、学校へ行く
第七章 魔法で料理を、料理で魔法を
第八章 消されたものを、残ったものから探す
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