私立一之宮学園〈特科〉

＊＊＊ご注意＊＊＊


この作品は2016年から18年にかけて連載したお話です。
話は作者の考えていた結末まではお出しできておりませんが、物語的に区切りがついているため、完結表示とさせていただきます。

今と文体がかなり変わっておりますので、続きは難しい気がしております。故の完結表示です。

時間のある時に少しずつ修正はしてまいります。が、誤字や脱字の修正などにとどめ、文体は当時のままとさせていただきます。

以上をご了承くださいます方は、どうぞお寄りください。



＊＊＊ご注意でした＊＊＊





私立一之宮学園
超が付く名門校の、その広大な敷地の一番端の一番小さな校舎、それが特別科。
何がどのように特別なのか、ほとんどの教師や生徒に詳細は知られていなくても、学園にいるどの人間もがその一番端にある一番小さな校舎が特科である事は知っていた。

かつて自分の両親やその級友達がいた一之宮学園。
そこに生物学研究者のよつばは講師として派遣される。平穏無事に生きる事を目標としているよつばは、問題なく無難に講師をやり遂げる予定だった。

ところが案内された先は特別科。

生徒は自分よりもはるかに年下の父親達だった。
【一章:これは１４日間のおはなし。】

稀有な能力を持ったひとたちの、日常と非日常。