表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

廃業料理人、異世界の『毒』を喰らう ~『鑑定』スキルで気付いたら、この世界の食材ぜんぶ俺のご馳走でした~

最新エピソード掲載日:2026/06/09
 三十五歳。
 親父から継いだ定食屋を、潰してしまった。

 最後の肉じゃがを食べようとした、その瞬間。
 俺は、見知らぬ森にいた。

 目の前には、緑色の肌をした生き物の群れ——ゴブリン。
 そして、頭の中に勝手に流れ込んでくる、文字。

 【鑑定】レッドローズ草
  人間への効果:猛毒/摂取で即死
  備考:正しく処理すれば、松茸の三倍の旨味を持つ最高級ダシに。

「……は?」

 この世界、人間にとっての『猛毒』が、
 俺にとっては『一級食材』だらけだった。

 料理人として培った舌と鼻が、
 まさかの異世界最強【鑑定】スキルとして覚醒。

 毒草を平然と料理して食べる俺に、人々は震撼する。
 冒険者たちは伝説の鑑定師と崇め、
 毒師ギルドの女総帥は俺を殺しに来て——なぜか弟子になり、
 大陸最強の魔王が、俺の作った肉じゃがを食べて、号泣する。

 いや、俺はただ、美味い飯が作りたいだけなんですけど?

 潰れた定食屋の店主が、
 異世界の食卓を、ひっくり返す。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ