表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

臨界の星穹

作者:Mr.佐藤焫焵
最新エピソード掲載日:2026/07/11
ホシノ、14歳。連邦軍士官学校が彼女に与えたコールサインは――〈フロスト(霜)〉。

この学校において、子供たちは兵器のように訓練され、スペアパーツのように品定めされ、そして消耗品のように簡単に使い捨てられる。
ホシノの計画はシンプルだった。目立たず静かに息を潜め、自分の分隊を生き残らせること。そして、夕食の時間にはシステムから忘れ去られるような「ありふれた戦死者」にだけは絶対にならないこと。

――だが、その計画は瞬く間に崩壊する。

連邦軍士官学校の下層キャンパスで、ホシノは思い知る。生き残るために必要なのは「才能」などではなく、飢え、泥臭い政治、果てしない忍耐、工程、そして――いつ牙を剥くべきかを見極める執念だということを。

容赦のない実戦授業、腐敗した権力構造、人間を叩き壊すために作られた学校文化。それらが、ホシノに「他者を頼る」という最も嫌う選択を強いる。
彼女は、他のどこにも居場所のない、扱いづらく、壊れ、危険すぎるワケありの候補生たちを泥の中から拾い上げ、のちに伝説となる「第144分隊」を築き上げていく。

そんな彼らに学校が下した次なる試練は、炎の嵐が吹き荒れ、軍の追撃手が解き放たれた熱帯雨林のデス・ワールド(死の惑星)での、3週間に及ぶ生存評価試験だった。

彼らは生き延びた。
――辛うじて。

そして迎えた最終試験。ホシノと7人の生存者たちに下された任務は、オリオン・アルファ星系へのありふれた護衛任務……のはずだった。配属先は、連邦軍駆逐艦〈雪風〉。

しかし、目的地で彼らを待ち受けていたのは、帝国軍による電撃的な総攻撃だった。
艦隊は崩壊し、宇宙港は地獄の屠殺場と化す。〈雪風〉は損傷し、退路を断たれ、敵の標的となった。艦長が倒れ、指揮系統が完全に麻痺したその時、学生たちは撤退戦の最中に、この満身創痍の宇宙戦艦を自らの手で奪い、動かすことを余儀なくされる。

激戦の果てに未知の宙域へ逃れた彼らは、本当の絶望を知る。
本当の地獄は、戦闘のその先にあった。
士官学校編
06. 転属命令 1
2026/07/02 11:00
06. 転属命令 2
2026/07/02 16:00
06. 転属命令 3
2026/07/02 18:30
06. 転属命令 4
2026/07/02 21:00
06. 転属命令 5
2026/07/03 06:30
06. 転属命令 6
2026/07/03 11:00
07. 訓練修了 1
2026/07/03 16:00
07. 訓練修了 2
2026/07/03 18:30
07. 訓練修了 3
2026/07/03 21:00
10. 実験体 1
2026/07/05 18:30
10. 実験体 2
2026/07/05 21:00
10. 実験体 3
2026/07/06 06:30
10. 実験体 4
2026/07/06 11:00
11. 愛の鞭 1
2026/07/06 16:00
11. 愛の鞭 2
2026/07/06 18:30
11. 愛の鞭 3
2026/07/06 21:00
11. 愛の鞭 4
2026/07/07 06:30
12. 射撃訓練 1
2026/07/07 11:00
12. 射撃訓練 2
2026/07/07 16:00
12. 射撃訓練 3
2026/07/07 18:30
12. 射撃訓練 4
2026/07/07 21:00
12. 射撃訓練 5
2026/07/08 06:30
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ