『海から百万石 ~江戸時代に転移した国交省の土木職員、水守と河童と有明海の大干拓に挑む~』
最新エピソード掲載日:2026/11/03
二〇二六年七月二十五日――諫早大水害の記憶が残る本明川で、国土交通省から諫早市へ出向中の土木職員・白瀬湊一(二十七歳)は、川に流された時代錯誤の少女を救う。
だが、水中で河童に足をつかまれ、浮かび上がった先は元和七年(一六二一年)。
見慣れた諫早の町は消え、眼前には広大な海と干潟が広がっていた。
湊一が出会ったのは、水の記憶を読む水守・澪と、潮と泥を知り尽くす河童・ガタ吉。
洪水、貧困、農民と漁民の対立――。
重機も測量機器もコンクリートもない時代では、現代の知識だけで一本の堤も築けない。
「海は、余っとる土地じゃなかぞ」
海を田に変えるだけでは、人も魚も河童も生きられない。
湊一の土木知識、澪の神通力、ガタ吉たち河童水工衆の現場技術。
三者は失敗を重ねながら、水・人・海・土地が共に生きられる国づくりへ挑んでいく。
これは、奇跡だけに頼らず、江戸初期の有明海から「百万石」を生み出そうとする、前向きな和風歴史ファンタジーである。
だが、水中で河童に足をつかまれ、浮かび上がった先は元和七年(一六二一年)。
見慣れた諫早の町は消え、眼前には広大な海と干潟が広がっていた。
湊一が出会ったのは、水の記憶を読む水守・澪と、潮と泥を知り尽くす河童・ガタ吉。
洪水、貧困、農民と漁民の対立――。
重機も測量機器もコンクリートもない時代では、現代の知識だけで一本の堤も築けない。
「海は、余っとる土地じゃなかぞ」
海を田に変えるだけでは、人も魚も河童も生きられない。
湊一の土木知識、澪の神通力、ガタ吉たち河童水工衆の現場技術。
三者は失敗を重ねながら、水・人・海・土地が共に生きられる国づくりへ挑んでいく。
これは、奇跡だけに頼らず、江戸初期の有明海から「百万石」を生み出そうとする、前向きな和風歴史ファンタジーである。
第一普請 川の向こうは、元和七年
2026/09/02 20:00
(改)
第二普請 四百年前の諫早を歩く
2026/09/03 20:00
第三普請 水守は、水を止めない
2026/09/04 20:00
第四普請 海に、田んぼを描く
2026/09/05 20:00
第五普請 水守さまは、団子がお好き
2026/09/06 20:00
第六普請 火を残して、水を流せ
2026/09/07 20:00
第七普請 俺、何ならできるんだ?
2026/09/08 20:00
第八普請 机の上から、国をつくる
2026/09/09 20:00
(改)
第九普請 雨が教えた、水の道
2026/09/10 20:00
第十普請 小さな門は、海を止める
2026/09/11 20:00
第十一普請 大川、牙をむく
2026/09/12 20:00
第十二普請 水の跡は、地図になる
2026/09/13 20:00
第十三普請 水が引いてからが、普請だ
2026/09/14 20:00
第十四普請 田んぼを捨てるな
2026/09/15 20:00
第十五普請 忘れたら、また死ぬ
2026/09/16 20:00
第十六普請 次の雨では、もう慌てない
2026/09/17 20:00
第十七普請 海に、線を引く
2026/09/18 20:00
第十八普請 杭一本
2026/09/19 20:00
第十九普請 河童水工衆
2026/09/20 20:00
第二十普請 潮止めの日
2026/09/21 20:00
第二十一普請 海が、土地になった日
2026/09/22 20:00
第二十二普請 海は、下から来た
2026/09/23 20:00
第二十三普請 失敗を、地図にする
2026/09/24 20:00
第二十四普請 海に勝つな、海から借りろ
2026/09/25 20:00
第二十五普請 海の底は、まだ田んぼじゃない
2026/09/26 20:00
第二十六普請 水守には、水の道が見える
2026/09/27 20:00
第二十七普請 魚が消えた
2026/09/28 20:00
第二十八普請 海の底では、米は育たない
2026/09/29 20:00
第二十九普請 糞も宝になる
2026/09/30 20:00
第三十普請 種籾を、塩に沈めろ
2026/10/01 20:00
第三十一普請 田を育てる仲間
2026/10/02 20:00
第三十二普請 みんなで植えれば、田になる
2026/10/03 20:00
第三十三普請 先生も、知らないことがある
2026/10/04 20:00
第三十四普請 先生、答えを教えんで!
2026/10/05 20:00
第三十五普請 その竹、ただじゃなか!
2026/10/06 20:00
第三十六普請 魚一籠で、何が買える?
2026/10/07 20:00
第三十七普請・前編 帰る家に、湯の煙
2026/10/08 20:00
第三十七普請・後編 火事は水より速い
2026/10/09 20:00
第三十八普請 おたえ様のお通りたい!
2026/10/10 20:00
第三十九普請 名付けで、てんてこ舞い
2026/10/11 20:00
第四十普請 この地を、豊かにしよう
2026/10/12 20:00
第四十一普請 長崎へ持っていくもの
2026/10/13 20:00
第四十二普請 世界の入口、長崎!
2026/10/14 20:00
第四十三普請 買い手のいない朝
2026/10/15 20:00
第四十四普請 値段は誰が決める
2026/10/16 20:00
第四十五普請 干潟の品
2026/10/17 20:00
第四十六普請 一舟の信用
2026/10/18 20:00
第四十七普請 四面蔵
2026/10/19 20:00
第四十八普請 商売敵
2026/10/20 20:00
第四十九普請 長崎から来た風
2026/10/21 20:00
第五十普請 銭もまた、水のように
2026/10/22 20:00
第五十一普請 教える暇などない
2026/10/23 20:00
第五十二普請 若殿、泥にまみれる
2026/10/24 20:00
第五十三普請 殿様、教室へ来る
2026/10/25 20:00
第五十四普請 みんなで造る、未来の家
2026/10/26 20:00
第五十五普請 海の向こうを知る男
2026/10/27 20:00
第五十六普請 水守の授業
2026/10/28 20:00
第五十七普請 女も学ぶ
2026/10/29 20:00
第五十八普請 水害帳を読む
2026/10/30 20:00
第五十九普請 先生を越えろ
2026/10/31 20:00
第六十普請 俺がいなくても
2026/11/01 20:00
第六十一普請 出島への呼び声
2026/11/02 20:00
第六十二普請 海の底を測る
2026/11/03 20:00