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『海から百万石 ~江戸時代に転移した国交省の土木職員、水守と河童と有明海の大干拓に挑む~』  作者: 天手古まい


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7/65

第七普請 俺、何ならできるんだ?

<長崎県諫早市 とある鰻屋さん(先日食べました)>

※許可は取ってないのでお知りになりたい方はDMください。

挿絵(By みてみん)

寝床はできた。


飯も食わせてもらっている。


では、自分はこの時代で何ができるのか?


白瀬湊一、江戸の仕事に挑戦します。

朝。


長吉の家では、湊一が目を覚ました頃には、もう一日の仕事が始まっていた。


庭先を行き交う足音。


薪を割る乾いた音。


牛の低い鳴き声。


母屋からは、炊きたての飯の匂いが漂ってくる。


湊一は納屋の寝床から起き上がり、しばらく天井を見つめた。


ここも、ずいぶん暮らしやすくなった。


雨風はしのげる。


眠る場所もある。


荷物を置く場所までできた。


だが。


「……俺、完全に食わせてもらってるな」


「何がじゃ?」


「うわっ!」


振り返る。


納屋の入口に澪が立っていた。


「澪、いつからいた?」


「『完全に食わせてもらってるな』からじゃ」


「ほぼ最初からじゃないか」


澪は不思議そうに首を傾げる。


「長吉らは気にしておらぬぞ」


「俺が気にするんだよ」


寝床を借りている。


飯も食わせてもらっている。


この時代の着物まで世話になった。


湊一は二十七歳。


現代なら立派な働き盛りである。


「よし」


立ち上がった。


「働こう」


「……は?」


「ここで暮らすなら、俺も働く。飯代くらい自分で稼がないとな」


澪の眉がぴくりと動く。


「その顔をすると、そなたは大抵ろくなことをせぬ」


「どういう意味だよ」


     ◇


一日目。


百姓仕事。


「まずは、こればい!」


長吉が鍬を差し出してきた。


「おう」


受け取る。


ずしり。


「……結構重いな」


「そがん重うなかぞ」


「そうか」


田畑なら見慣れている。


九州大学大学院で水工学や流域治水を学び、国土交通省九州地方整備局の技術系職員となった。


今は人事交流で、故郷の諫早市へ出向している。


農地。


水路。


排水。


仕事でも何度となく扱ってきた。


田んぼについてなら、多少は――。


そう思った。


一刻もしないうちに。


「白瀬ー!」


ずっと先から長吉が振り返った。


「遅かぞー!」


「分かってる!」


鍬を振る。


土に刺す。


起こす。


また振る。


「ぐ……」


腰が痛い。


腕が痛い。


掌まで痛い。


一方、長吉は黙々と先へ進んでいく。


「なんでそんなに速いんだよ……」


「毎日しよるけん」


「ですよね!」


昼には、湊一の掌に小さな豆ができていた。


休んでいると、近くの百姓たちの声が耳に入る。


「今年は肥やしの足らんなあ」


「人手も足らんばい」


「水も、もうちっと欲しかね」


湊一は自分の掌をさすりながら、その言葉を聞いた。


水。


肥やし。


人手。


田は、水だけでできているわけではない。


知識としては知っていた。


しかし。


実際に土を耕す人間の口から聞くと、重みが違う。


「白瀬!」


「ん?」


「休みは終わりばい!」


「もう!?」


一日目。


百姓仕事。


――完敗。


     ◇


二日目。


「今日は海ばい!」


胸を張ったのは源太だった。


漁師の息子。


海のこととなると、いつにも増して元気になる。


「兄ちゃん、海は好いとると?」


ガタ吉も舟の横でにやにやしている。


「好きだよ」


「そりゃよかった」


源太が笑った。


「なら行くばい!」


「おう!」


半刻後。


「…………うぷ」


湊一は舟べりにつかまっていた。


「白瀬、大丈夫か?」


源太が覗き込む。


「大丈夫……じゃない」


「まだ、そげん沖まで出とらんばい」


「言わないでくれ……」


舟が揺れる。


胃も揺れる。


世界まで揺れている気がする。


ようやく少し身体が慣れた。


次は網だった。


「こう投げるとたい」


漁師が見事に網を広げる。


「なるほど」


湊一も構えた。


「いくぞ」


投げる。


ばさっ。


「…………」


網の半分が、自分に絡んだ。


源太が腹を抱える。


「白瀬の獲れた!」


「俺は魚じゃない!」


笑い声が海に響く。


だが、漁師たちはただ笑っているわけではなかった。


空を見る。


風を見る。


波を見る。


そして潮を見る。


「今は待つばい」


漁師の一人が言った。


「待つ?」


「じき、潮の変わるけん」


湊一も海を見る。


現代なら潮汐表も予報もある。


だが彼らは、長年の経験で有明の海を読んでいる。


海に逆らわない。


潮に合わせる。


風を使う。


時を待つ。


潮。


時。


舟。


湊一の頭の中に、その三つが残った。


二日目。


漁。


――惨敗。


     ◇


三日目。


山。


「白瀬、斧ば使うたことあると?」


小春が聞く。


「ない」


「なら、気ぃつけんばよ!」


「子どもに本気で心配されてる……」


薪割りなら見たことはある。


要するに、狙って振り下ろせば――。


ごん。


外れた。


「…………」


もう一度。


ごん。


また外れた。


「白瀬、下手かー!」


「小春、黙ってろ!」


三度目。


「よし!」


振る。


「うおっ!」


薪の端をかすめた。


「白瀬!」


澪の声が飛んだ。


山仕事の男が無言で斧を取り上げる。


「兄ちゃん」


「はい」


「運ぶ方ば頼むばい」


「……はい」


丸太を担ぐ。


「ぐっ!」


二歩。


三歩。


四歩。


五歩。


「ちょ、ちょっと待って……!」


そこで止まった。


小春が指をさして笑っている。


「五歩たい! ほんに五歩で止まった!」


「数えるな!」


だが山を下りながら、湊一は周囲を見ていた。


家の柱。


薪。


炭。


農具の柄。


舟。


柵。


村の暮らしのあちらこちらに、山から来たものが使われている。


「海で何か造るにしても……木がいるよな」


堤。


水門。


舟。


家。


そして燃料。


海だけ見ていては、何も造れない。


三日目。


山仕事。


――やっぱり駄目。


     ◇


四日目。


牛馬。


「よし」


湊一は牛の綱を握った。


「今日はさすがに大丈夫だろ」


牛が歩き始める。


「お、おい」


思ったより速い。


「待て待て待て!」


ずるずるずる。


湊一が引っ張られていく。


「白瀬!」


長吉が叫ぶ。


「綱ば離すなよ!」


「その前に止め方を教えてくれ!」


子どもたちが大笑いしている。


ようやく牛が止まった。


湊一は肩で息をする。


「……強いな、お前」


「モォー」


牛が振り向く。


べろり。


「うわっ!」


顔を舐められた。


また笑い声。


「笑うな!」


だが、その牛が田へ入れば、人間よりはるかに強い力を出した。


荷も運ぶ。


そして――。


湊一は足元を見た。


「これも肥やしになるんだよな」


「なるばい」


長吉が答える。


昨日までの言葉が頭に戻った。


――肥やしが足らん。


牛は田を耕す。


荷を運ぶ。


そして肥やしまで残す。


湊一は牛を見つめた。


「……お前、俺より働いてない?」


「モォー」


「肯定するなよ」


四日目。


牛馬。


――牛にも負けた。


     ◇


五日目。


職人仕事。


健太は朝から目を輝かせていた。


「白瀬、今日は大工んところばい!」


「なんでお前の方が嬉しそうなんだ?」


「だって道具のいっぱいあるとぞ!」


仕掛けや道具を見るのが好きな健太には、たまらない場所らしい。


湊一も木を削ってみた。


「できた」


健太が覗き込む。


「白瀬」


「なんだ」


「こっちとこっちで、太さの違うばい」


「…………」


釘を打つ。


曲がった。


縄を結ぶ。


ほどけた。


鍛冶場にも顔を出す。


「そこは触らんでくれんね」


「まだ触ってませんよ!?」


「触りそうな顔ばしとる」


ついには見学だけになった。


だが、湊一は職人の手元から目を離さなかった。


農具の刃を研ぐ。


柄を調整する。


刃先の具合を少し変える。


それだけで、道具の使い勝手が変わる。


「道具で仕事の速さが変わる……」


現代なら重機一台で、人間何十人分もの仕事をする。


この時代には重機などない。


だが考え方は同じだ。


人を増やすだけではない。


道具をよくする。


使い方をよくする。


そして、それを実際に形にできるのが職人だ。


五日目。


職人仕事。


――手先の器用さまで敗北。


     ◇


六日目。


「今日は運ぶだけだからな」


湊一は言った。


「さすがに運ぶだけならできる」


夕方。


道端。


湊一は荷を背負ったまま、座り込んでいた。


「……誰だよ。運ぶだけって言った奴」


「白瀬たい」


小春が即答した。


「俺だよ!」


同じほどの荷を背負った男たちが、その横を普通に歩いていく。


荷を載せた牛も通っていく。


川へ目を向ければ舟がある。


舟なら、人間が背負うよりはるかに多くの荷を運べる。


湊一は汗を拭った。


作れば終わりではない。


必要な場所まで運ばなければならない。


道。


川。


舟。


牛馬。


距離。


「……物流か」


「ぶつりゅう?」


小春が首を傾げた。


「ああ……物を運ぶ仕組みのこと」


「荷運びじゃ駄目と?」


「今は、それでいい」


六日目。


荷運び。


――これも駄目。


     ◇


七日目。


商い。


「これは少し自信がある」


「ほんとに?」


お紗が湊一を見る。


「計算ならできる」


「商いは計算だけじゃなかよ」


商人の娘は、にっこり笑った。


嫌な予感がした。


そして予感は当たった。


品によって値は違う。


同じ品でも時によって違う。


相手によって売り方まで変わる。


おまけに、この時代の銭の扱いにもまだ慣れていない。


「でも、こっちの方が出来がいいんだろ?」


「そうたい」


「だったら、こっちの方が高く売れる」


「そうとは限らんよ」


「なんで?」


お紗は即答した。


「欲しか人のおらんかったら、売れんもの」


「…………」


横で聞いていた商人が笑った。


「娘の言う通りたい」


良い物なら売れる。


それほど単純ではない。


欲しい人間がいる。


そこまで運べる。


傷まずに届く。


必要な量がある。


信用して買ってもらう。


それで初めて商いになる。


「なるほど……」


お紗が得意げに笑った。


「白瀬、商いもまだまだたい」


「……はい、先生」


「先生?」


「今日だけな」


お紗の顔がぱっと明るくなった。


七日目。


商い。


――これも敗北。


     ◇


その夜。


湊一は納屋の敷物の上に、大の字になっていた。


「…………」


身体中が痛い。


そして何より、心が痛い。


そこへ。


ぞろぞろ。


子どもたちがやって来た。


湊一には嫌な予感しかしなかった。


まず長吉が腕を組む。


「白瀬」


「なんだ」


「百姓仕事は、おいの勝ちじゃったな」


「……認める」


源太が続く。


「漁も駄目じゃったぞ。網に魚じゃのうて、自分ば掛けとったし」


「言うな」


「舟でも真っ青じゃったばい」


「言うなって」


健太が真面目な顔をする。


「大工も駄目じゃったぞ。白瀬の削った木、端と端で太さの違うた」


「健太。お前、そういうところだけよく見てるな」


「道具はちゃんと見らんば駄目たい!」


「正論が痛い」


小春が元気よく手を挙げた。


「はい!」


「嫌な予感がするけど、どうぞ」


「山でも駄目じゃった!」


「知ってる!」


「うち、ちゃんと数えとったよ。丸太持って五歩で止まった!」


「数えてたのかよ!」


そして、お紗。


にこにこ笑っている。


「白瀬」


「……はい」


「商いも駄目たい」


「お紗まで……」


「うちなら、あがん値じゃ買わんよ。売る前から損するもの」


「もうやめて!」


子どもたちが大笑いする。


湊一は両手で顔を覆った。


百姓。


駄目。


漁。


駄目。


山。


駄目。


牛馬。


駄目。


職人。


駄目。


荷運び。


駄目。


商い。


駄目。


「……俺、この時代で何ならできるんだよ」


自分で思っていたよりも、本気の声が出た。


一瞬だけ、子どもたちの笑いが止まった。


そこへ。


「兄ちゃん」


納屋の入口から、ガタ吉が顔を出した。


「……なんだよ」


ガタ吉は少し考え。


にやり。


「牛にも負けとったばい」


「お前、締めに来たのか!?」


子どもたちが再び爆笑する。


湊一は、そのまま後ろへ倒れた。


「もう駄目だ……」


「白瀬」


澪の声。


湊一は顔だけを上げる。


澪なら。


さすがに澪なら、少しくらい慰めて――。


澪は湊一の横に小さな包みを置いた。


「手に塗れ。豆が潰れておろう」


「澪……!」


優しい。


やっぱり澪は――。


「それと」


「ん?」


澪は腕を組んだ。


「安心せい」


「……お?」


「これほど何をやらせても駄目な男も、そうはおらぬ」


「それが一番とどめだよ!」


納屋が、この日一番の笑い声に包まれた。


     ◇


やがて子どもたちが帰った。


夜。


納屋には、湊一と澪、ガタ吉だけが残っている。


「……でも、本当にそうだな」


湊一は天井を見上げた。


百姓なら長吉たちの方がはるかに上手い。


海なら源太や漁師たち。


山には山を知る者がいる。


牛馬を扱える者もいる。


物を造る職人がいる。


運ぶ者がいる。


商いなら、お紗たちの方がずっと詳しい。


自分は。


どれも一番にはなれない。


「俺、何しに来たんだろうな……」


誰に言うでもなく呟いた。


ガタ吉は黙っている。


澪も何も言わない。


目を閉じる。


七日間の光景が、次々に浮かんだ。


――肥やしの足らん。


牛の糞。


――人手も足らん。


牛馬の力。


――じき、潮の変わる。


漁師の舟。


山から切り出した木。


職人が直した農具。


荷を積んだ舟。


そして、お紗の言葉。


――欲しか人のおらんかったら、売れんもの。


湊一の目が開いた。


「……待てよ」


起き上がる。


「どうした、兄ちゃん?」


湊一は答えず、土間へ移った。


木切れを一本拾う。


地面へ丸を描いた。


「これは田んぼ」


もう一つ。


「山」


その横に。


「村」


下へ。


「川」


そして。


「海」


一本の線を引く。


山から村へ。


木。


薪。


炭。


村から田へ。


人。


道具。


牛馬から田へ。


力。


肥やし。


田から牛馬へ。


藁。


「……あ」


ガタ吉が声を漏らした。


さらに線を引く。


海から村へ。


魚。


塩。


舟。


村から町へ。


品物。


町から村へ。


銭。


必要な物。


線が増えていく。


別々に見えていたものが、つながっていく。


「そうか……」


「何がじゃ?」


澪が聞いた。


「俺が百姓になる必要なんてないんだ」


「当たり前じゃ」


「そこはもう少し感動してくれよ」


「続けよ」


「はい」


湊一は苦笑した。


「漁師になる必要もない。木を切れる必要もない。牛を上手く扱えなくてもいい。職人にも、商人にもならなくていい」


「では、そなたは何をする?」


「みんな、もう持ってるんだ」


「何をじゃ?」


「できることを」


長吉には、田を耕す力がある。


源太には、海を知る力がある。


健太には、道具や仕掛けを見る目がある。


お紗には、商いの勘がある。


小春には、人を集めて笑顔にする力がある。


百姓。


漁師。


山の者。


職人。


商人。


そして。


水守と河童。


「俺一人で全部できる必要なんてなかったんだ」


湊一は、もう一本の線を引く。


山。


田。


村。


川。


海。


町。


「ばらばらにあるものを――」


線がつながる。


「つなげればいい」


「つなぐ……」


「ああ」


鍬を握れば豆ができる。


網を投げれば自分に絡む。


斧はまともに当たらない。


牛には引きずられる。


木を削れば曲がる。


荷を担げば座り込む。


商いでも、お紗に負けた。


それでも。


水を見ることはできる。


土地を見ることはできる。


人の話を聞くこともできる。


何が足りないか。


何と何をつなげればいいか。


それを考えることなら。


「……そうだ」


湊一は、地面いっぱいに広がった図を見た。


現代でも、一人で堤防を造ったわけではない。


一人で川を直したこともない。


測る者がいる。


設計する者がいる。


工事をする者がいる。


そこで暮らす人間がいる。


役所がいる。


業者がいる。


住民がいる。


それぞれの仕事をつなぎ、一つの形へ持っていく。


「それなら――俺にもできる」


ガタ吉が、にやりと笑う。


「ほんとか?」


「お前、さっきから俺への信用低くない?」


「七日間見とったけんね」


「ぐっ……」


澪も、ほんの少しだけ笑った。


湊一は地面に描いた海へ、木切れの先を置いた。


有明の海。


広い干潟。


海だけを見ていては駄目だ。


土地だけ増やしても、人は豊かにならない。


田を耕す者。


魚を獲る者。


山から木を出す者。


道具を作る者。


品を運ぶ者。


それを売る者。


そして、水とともに生きる者。


全部がつながって、初めて土地は豊かになる。


湊一は、海と村の間へ一本の線を引いた。


「まずは――」


澪とガタ吉が湊一を見る。


「この土地のことを、もっと知らないとな」


外から、かすかな潮の匂いが流れ込んできた。


山から水が下り。


田を潤し。


村を通り。


川となり。


やがて有明の海へ注ぐ。


湊一には今、それが一つの大きな流れに見えていた。


人も。


仕事も。


土地も。


水も。


まだ、ばらばらだ。


ならば。


つなげればいい。


海から新しい国をつくるための、最初の答えがそこにあった。


お読みいただき、ありがとうございます。


百姓、漁、山仕事、牛馬、職人、荷運び、商い。


白瀬、見事な七連敗です。


けれど、実際に働いてみたからこそ見えてきたものがありました。


自分一人で全部できる必要はない。


できる人たちの知恵と力を、つなげればいい。


ここから白瀬の「国づくり」が、少しずつ形になっていきます。

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― 新着の感想 ―
子どもたち総出で手厳しい総ツッコミと煽りを喰らう湊一のポンコツっぷりおもしろいですね! 失敗した7日間があったからこそ辿り着いた気付きが素晴らしいです! 湊一だからこその真の強み・専門性がついに開…
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