倭都タケル=吾のまほろば=
小説を開いていただき、誠にありがとうございます。
この小説は、怒涛の人生を送った倭都(やまと)タケルの生涯を描いた、歴史フィクションです。
舞台が現在より1,850年も前の弥生時代後期と古く、年代や地名、人名の多くが不詳なので、私なりに解釈・創作し展開することにしました。
そのため古事記や日本書記とは、ストーリーも地名もキャストもまるで違う内容になっています。ヤマトタケルをよくご存じの方はデタラメだと思われるでしょうが、それも面白いかなと思って。決して冒涜ではありませんので、温かい心で。
弥生時代の物を数える単位が不明なので、分かりやすい単位で表現しています。
サイズと距離/1尺=33㎝、1丈=3m、1丁=100m、1里=4㎞
時間/1刻=10分、1時=2時間
(あらすじ)
物語は西暦175年、景行天皇がマキム王として西国の熊曽討伐に親征したところから始まります。主人公はコウス(後の倭都タケル)当時11歳で、景行天皇の第二皇子。16歳まで名前はコウス皇子です。
天皇は熊曽のカカミ国主を逃がしたものの、討伐を完了したと纏向(まきむ)へ凱旋します。その後、コウスが兄のオウスを過って殺害したことから、事態が様々に変化していきます。
そこへ討伐したはずの熊曽が恵枇国として復活し、カカミ国主が恵枇(えび)タケルに改名して倭都(やまと)政権を狙う動きを見せ、その討伐にコウスが僅かな人数で西国へ向かう羽目になります。
さまざまな知略を凝らして恵枇国の砦へ潜り込み、国主を討ち取りますが、その国主に勇気と武力を認められて「倭都タケル」の箔名を授かります。ここまでが前半です。
倭都タケルとなって、新たな活躍へと展開していくストーリーですが以降は考え中なので、ヒントをご伝授頂ければ嬉しいです。
☆読んでみたけど、つまらないと思われた方へ☆
頁ごとにサブタイトルを付けていますので、興味ありそうな頁へ飛んだり、戻ったりもできます。気楽にお読み頂ければ幸いです。
(目次)
第一章 ……01
第二章 ……11
第三章 ……24
第四章 ……39
第五章 ……53
第六章 ……65
第七章 ……77
第八章 ……90
第九章 執筆中
この小説は、怒涛の人生を送った倭都(やまと)タケルの生涯を描いた、歴史フィクションです。
舞台が現在より1,850年も前の弥生時代後期と古く、年代や地名、人名の多くが不詳なので、私なりに解釈・創作し展開することにしました。
そのため古事記や日本書記とは、ストーリーも地名もキャストもまるで違う内容になっています。ヤマトタケルをよくご存じの方はデタラメだと思われるでしょうが、それも面白いかなと思って。決して冒涜ではありませんので、温かい心で。
弥生時代の物を数える単位が不明なので、分かりやすい単位で表現しています。
サイズと距離/1尺=33㎝、1丈=3m、1丁=100m、1里=4㎞
時間/1刻=10分、1時=2時間
(あらすじ)
物語は西暦175年、景行天皇がマキム王として西国の熊曽討伐に親征したところから始まります。主人公はコウス(後の倭都タケル)当時11歳で、景行天皇の第二皇子。16歳まで名前はコウス皇子です。
天皇は熊曽のカカミ国主を逃がしたものの、討伐を完了したと纏向(まきむ)へ凱旋します。その後、コウスが兄のオウスを過って殺害したことから、事態が様々に変化していきます。
そこへ討伐したはずの熊曽が恵枇国として復活し、カカミ国主が恵枇(えび)タケルに改名して倭都(やまと)政権を狙う動きを見せ、その討伐にコウスが僅かな人数で西国へ向かう羽目になります。
さまざまな知略を凝らして恵枇国の砦へ潜り込み、国主を討ち取りますが、その国主に勇気と武力を認められて「倭都タケル」の箔名を授かります。ここまでが前半です。
倭都タケルとなって、新たな活躍へと展開していくストーリーですが以降は考え中なので、ヒントをご伝授頂ければ嬉しいです。
☆読んでみたけど、つまらないと思われた方へ☆
頁ごとにサブタイトルを付けていますので、興味ありそうな頁へ飛んだり、戻ったりもできます。気楽にお読み頂ければ幸いです。
(目次)
第一章 ……01
第二章 ……11
第三章 ……24
第四章 ……39
第五章 ……53
第六章 ……65
第七章 ……77
第八章 ……90
第九章 執筆中
第一章
倭都マキム天皇が、西国平定と熊曽の討伐に出立
2021/11/09 20:28
(改)
己実と兎農を味方に付け、難攻不落の混台へ侵攻 一
2021/11/15 17:43
(改)
己実と兎農を味方に付け、難攻不落の混台へ侵攻 二
2021/11/10 16:35
(改)
混台が倭台に名を変え、同盟を結んで熊曽へ発つ 一
2021/11/10 18:09
(改)
混台が倭台に名を変え、同盟を結んで熊曽へ発つ 二
2021/11/10 18:27
(改)
連行された民の守護を前提に、熊曽との戦いに突入
2021/11/10 19:02
(改)
混台に裏切られ熊曽は逆襲、激戦を繰り広げる
2021/11/14 16:49
(改)
熊曽の油断を突き、倭台軍が逆襲して王宮を占拠
2021/11/15 17:16
(改)
倭都軍の勝利は目前、そこに棍棒を担いだ大男が
2021/11/14 16:38
(改)
農民を護り戦いも勝利に、だがカカミ国主は逃亡 一
2021/11/14 17:43
(改)
農民を護り戦いも勝利に、だがカカミ国主は逃亡 二
2021/12/16 16:51
(改)
第二章
討伐隊が凱旋、纏向の民も周辺豪族も総出で準備
2021/11/16 13:48
(改)
街道も神社も歓迎準備が整い、天皇が神社に到着
2021/11/16 14:44
(改)
天皇の凱旋を祝う宴に、豪族や周隣の首長が集結 一
2021/11/16 15:03
(改)
天皇の凱旋を祝う宴に、豪族や周隣の首長が集結 二
2021/11/16 15:10
(改)
天皇の凱旋を祝う宴に、豪族や周隣の首長が集結 三
2021/11/16 15:20
(改)
祝宴に参加した美しい娘子に、天皇が心惹かれる
2021/11/16 15:34
(改)
美しい娘子を迎えに行ったオウスに、心の変化が
2021/11/16 15:57
(改)
オウスは元服し、そして倭台のハルタヒメと祝言を
2021/11/16 17:53
(改)
オウスの戯事で天皇は苦慮し、予期しない事件に発展
2021/11/17 14:20
(改)
父に背反した兄オウスを、コウスが代わって断罪 一
2021/11/17 14:38
(改)
父に背反した兄オウスを、コウスが代わって断罪 二
2021/11/17 15:34
(改)
行方知れずのオウス捜索中、コウスは断罪を白状
2021/11/17 16:12
(改)
騎馬の早駆けでアマミに会い、コウスの胸が高鳴る
2021/11/17 16:59
(改)
コウスはアマミに恋し、長閑な川内平野に癒される
2021/11/18 17:56
(改)
第三章
初めて真剣で賊と戦い、村を護ったが天皇の言葉は
2021/11/18 18:23
(改)
熊曽のカカミが、恵枇タケル国主と改名して甦った
2021/11/19 14:31
(改)
伝助の白状でカカミの動きが見え、その対応を思案
2021/11/19 14:59
(改)
カカミ対応は暗礁に、恵枇は予想以上の倭都情報を
2021/11/19 15:52
(改)
恵枇軍が倭南州を焼き討ちして、わずか半日で壊滅
2021/11/21 16:04
意表を突いて恵枇の国主を討つ、間者の案が浮上
2021/11/21 17:01
国主討伐は、コウスと高尾のニコルに白羽の矢が 一
2021/11/22 16:28
国主討伐はコウスと、高尾のニコルに白羽の矢が 二
2021/11/22 17:23
誰にも相談できないコウスは、伊勢の叔母を訪ねる
2021/11/22 17:44
叔母は御衣と神剣を差し出し、さらに弓の名射手も
2021/11/25 12:39
伊勢から纏向へ帰り、国主討伐へ出立前の昼餉で 一
2021/11/25 13:16
伊勢から纏向へ帰り、国主討伐へ出立前の昼餉で 二
2021/11/27 17:31
(改)
アマミに会えたが身分の壁に阻まれ、遂に針間へ出航
2021/11/28 14:31
(改)
初体験の船は心地よい、船内で賑やかに夕餉の宴を
2021/11/28 14:53
針間津で祖父ハリマ王に歓迎され、宴席で酔い潰れ
2021/11/29 13:53
(改)
第四章
信頼する兵三人を選び部屋へ来いと、王がコウスに
2021/11/29 14:47
(改)
恵枇の国主討伐の帰りに、出雲タケルも討てと命令が
2021/11/29 15:11
(改)
出雲の王討伐の難題にコウスは苦しみ、三人の従臣は
2021/12/03 16:57
(改)
祖父と祖母に見送られ、胴部が黒い大きな船で出航
2021/12/03 17:18
(改)
航行が難しい拾島に近付くと、回鬼水軍の赤い旗が
2021/12/04 14:02
(改)
実戦の経験がないコウスとニコルが、遂に尾道津まで
2021/12/04 14:09
(改)
尾道は一泊、陸路を二手に分けて十七里先の未羽へ
2021/12/04 14:27
(改)
山沿い隊と海沿い隊は、敵の嗅助を警戒しつつ進む
2021/12/04 17:01
(改)
ここまでは順調、最も警戒と緊張が高まる未羽津に
2021/12/04 17:12
(改)
津で何事も起きず船は出航したものの、海に異変が
2021/12/04 17:37
(改)
船の修理に夙卦津に寄り、ニコルの提案で乗り合いに
2021/12/08 14:41
(改)
征西隊が互いに見知らぬ人になりすまし、宿を探す
2021/12/08 15:08
(改)
第五章
船でコウスの意識が朦朧となり、船長を呪術師と疑う
2021/12/19 15:38
(改)
呪縛の疑いは晴れ、船は活気に満ちた己実津へ入る
2021/12/19 15:54
(改)
火良への道で山賊に遭遇したが、道案内人が追い払う
2021/12/19 16:09
(改)
火良村に到着し、完成間近の恵枇の砦を遠くから偵察
2021/12/19 16:55
(改)
気が荒く強引な性格という、敵の国主がまだ知れず
2021/12/19 17:23
(改)
悩んでいた潜入手段は決まったが、別の問題が生じた
2021/12/19 17:41
(改)
村の娘に紛れて潜り込めても、シウリの懇願が通るか
2021/12/19 18:28
(改)
女人に扮して王宮前へ、遂に恵枇タケル国主が現れる
2021/12/20 15:10
(改)
コウスとニコルが華子に選ばれ、恵枇タケル国主が
2021/12/20 15:23
(改)
国主の前に座ったコウスは、国主の隙をつき左脇腹を
2021/12/20 15:34
(改)
刺された国主は苦しみつつ、タケルの箔名をコウスに
2021/12/20 15:50
(改)
倭都タケルとなり、国主を斬り裂いて討伐を達成する
2021/12/20 16:06
(改)
第六章
征西隊も娘子も火良村へ、だがコウスの衣装と剣が
2021/12/21 13:43
(改)
祝盃を終え、残留兵への施政の沙汰をマイヤに相談
2021/12/23 17:41
(改)
マキム天皇の代理として施政を通達、だが政務官は
2021/12/23 18:23
(改)
申し付けは済んだが、倭台軍が応援に来ていたと聞き
2022/01/09 17:40
(改)
返礼のため倭台市へ、陸路で向かう準備は整ったが
2022/01/10 15:51
(改)
己実の提案で航路に変更、そこへコルノ当代も同行を
2022/01/12 17:28
(改)
己実津に夕刻到着し宿舎で一泊、交易船で於訳津へ
2022/01/14 16:43
(改)
船内で討伐の話が出て、まだ終わっていないと断る
2022/01/14 18:12
倉庫と兵舎が並ぶ於訳津に下り立ち、軍の管轄と知る
2022/01/24 10:42
コウスが倭台の津へ入ると聞き、帝は迎える準備を
2022/02/17 18:04
初めて訪問する倭台市に、不安を秘めて夕刻に到着
2022/02/18 17:22
コウス一行は、倭台軍とハル・サイマ帝の迎えに恐縮
2022/02/18 18:01
第七章
議事舎に入り、辰韓と倭都の文化の違いに驚き戸惑う
2022/02/18 18:42
(改)
倭台市散策を希望すると、ハル帝がエル帥に案内役を
2022/02/19 15:34
石畳の道や巨大倉庫に感激するコルノに、コウスは
2022/02/20 15:11
(改)
倭都一行を見下すエル帥に、ニコルが代わって相手を
2022/03/04 16:06
(改)
縄撚り工房でエル帥は、コウスの態度に疑念を感じる
2022/03/04 16:21
(改)
極上の宮廷料理を囲み、疑念が晴れたエル帥と農村へ
2022/03/04 16:40
(改)
農民の避難中に蛮族が現れ、軍と激しい戦いが展開
2022/03/04 18:02
(改)
戦った蛮族を許すコウスの器に、エル帥は感動する
2022/03/13 18:39
議事舎に戻り、サイマ帝がエル帥に案内の成果を聞く
2022/03/22 15:05
土産に焼物が許可され、もう一泊滞在が延期となる
2022/03/22 16:28
試作中の高台酒杯も、帝の許可を得てコウスの胸中は
2022/03/22 17:11
帝の期待に乗じてエル帥を褒め上げ、宴は盛り上がる
2022/03/23 17:23
(改)
各自が土産を持ち、名残惜しく感慨深く倭台津を発つ
2022/03/23 18:01
第八章
西国遠征のコウス一行を案じる宮廷で、側女モランが
2022/03/23 18:19
(改)
イ・リサネが伊勢へ、コウスは倭台を出て火良村へ
2022/04/07 15:50
凱旋隊の呼称を皆で考えていると、船が大きく揺れて
2022/04/07 16:09
丸木の漁船で羽経に上陸し、長閑な農民の集会所へ
2022/04/07 16:25
集落は柵で囲まれ、散策の一行に警備の兵が飛び出し
2022/04/07 16:39
(改)
稲田の土に混ざった白砂が、透けて光っているとは
2022/04/07 17:00
(改)
夕餉の席で山賊の話を聞き、白砂の秘密は誰も知らず
2022/04/07 18:16
手に入れた白砂は出雲へ、だが羽経と馬韓の繋がりは
2022/04/07 18:32
於訳の集会場で休んでいると、奥で交易の魏人が倒れ
2022/04/07 18:49
(改)
タルシの手配で、すぐ出発したが身に沁み入る寒さに
2022/04/08 17:35
寝ている間の譫言を聞かれ、出雲潜入の策が繋がった
2022/04/08 18:03