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蕨が東京になった日 ~五百万人都市の歴史には、なぜか酒飲み一族がいる~

作者:多聞丸
最新エピソード掲載日:2026/11/03
日本一面積の小さな市、蕨。

そんな蕨が、この世界では人口五百十二万人の「東京都第二十四区」になっている。

新幹線が停まり、高層ビルが立ち並ぶ巨大都市。
けれど、百五十年前の蕨は中山道の小さな宿場町だった。

では、歴史はどこで変わったのか。

始まりは明治四年、蕨宿。

政治家でも豪商でもない男・勇吉は、人の身体を診ながら暮らす、ごく普通の男だった。

蕨を発展させようとも、歴史を変えようとも思っていない。

ところが、何気なく交わした会話や、酒の席で口にした一言が、本人の知らないところで少しずつ時代を動かしていく。

そして、その妙な巡り合わせは子へ、孫へ、その先の一族へ。

本人たちは何も知らないまま、なぜか歴史の節目に居合わせてしまう。

百五十年後。
五百万人都市となった蕨で整体院を営む子孫・由三も、そんな歴史などほとんど知らず、今日の仕事と今夜の酒のことを考えていた。

なぜ、蕨だったのか。
なぜ、この一族はいつもそこにいたのか。

小さな宿場町から始まる、もう一つの蕨の百五十年。
現代編
第二話 仕事終わり
2026/10/02 12:30 (改)
第三話 土地のない家
2026/10/02 13:00 (改)
第四話 櫻乃の夜
2026/10/02 19:10 (改)
明治編
第一話 腰の悪い男
2026/10/02 20:10 (改)
第三話 宿場の旦那衆①
2026/10/03 12:10 (改)
第四話 宿場の旦那衆②
2026/10/03 20:10 (改)
第五話 浦和を見る①
2026/10/04 12:10 (改)
第六話 浦和を見る②
2026/10/04 20:10 (改)
第七話 県庁を買う町①
2026/10/05 12:10 (改)
第八話 県庁を買う町②
2026/10/05 20:10 (改)
第九話 東京へ①
2026/10/06 07:10 (改)
第十話 東京へ②
2026/10/06 12:10 (改)
第十一話 東京へ③
2026/10/06 20:10 (改)
第十二話 腰の男①
2026/10/07 12:10 (改)
第十三話 腰の男②
2026/10/07 20:10 (改)
第十四話 蕨に戻れば①
2026/10/08 12:10 (改)
第十五話 蕨に戻れば②
2026/10/08 20:10 (改)
第十六話 普通の日
2026/10/09 12:10 (改)
第十七話 地主と膝
2026/10/09 20:10 (改)
閑話 浦和という町
2026/10/11 07:10 (改)
第二十七話 県庁は岩槻①
2026/10/13 12:10 (改)
第二十八話 県庁は岩槻②
2026/10/13 20:10 (改)
閑話 岩槻という町
2026/10/15 20:10 (改)
第三十話 使える町①
2026/10/16 20:10 (改)
第三十一話 使える町②
2026/10/17 20:10 (改)
第三十三話 最初の荷
2026/10/18 20:10 (改)
第三十六話 六台目の荷車
2026/10/19 12:10 (改)
第三十七話 荷を運ぶ手
2026/10/19 20:10 (改)
第三十八話 蕨の流儀
2026/10/22 12:10 (改)
第三十九話 空の荷車
2026/10/23 12:10 (改)
第四十話 二十日の約束
2026/10/29 07:40 (改)
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