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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

百たる王 〜大和の桃太郎は吉備で死に、姉は卑弥呼として邪馬台国を築く〜

作者:青島若鷺
最終エピソード掲載日:2026/10/14
 大和朝廷の覇道の先鋒に、『百(もも)の敵を斬る』と恐れられた若き皇子がいた。
 彼の名は五十狭芹彦(いさせりひこ)——のちに『桃太郎』と呼ばれる英雄。
 稀代の予知能力を持つ姉・トトは、弟に下された「西の海賊王・温羅(うら)」の討伐令が、朝廷の冷酷な罠であり、弟の死を意味することを見抜く。
 犬、猿、雉——それぞれに深い因縁を抱えたお供たちとの瀬戸内の冒険。
 しかし、吉備の地で待ち受けていたのは、壮絶な裏切りと、英雄の早すぎる『死』だった。

「モモの遺志は、この私が継ぐ」

 弟を救うため黄泉比良坂へ向かった姉は、弟の魂が宿る桃の神剣を携え、大巫女『百襲姫(モモソヒメ)』として覚醒する。
 大和の覇道を拒絶し、亡き弟の夢見た「鬼なき国」を創るため、彼女は和風孔明とも言うべき圧倒的な知略で山陽道を突き進む。辿り着いた西の果て、北九州。
 日蝕の暗黒を神剣の光が切り裂くとき、民は彼女をこう呼んだ。

——諸国の共主、女王『卑弥呼』と。これは、誰も知らなかった桃太郎の結末であり、邪馬台国誕生の物語。
庵の予知と、出航の嚆矢
布留山の神鳴り
2026/08/15 07:00
西道将軍の勅命
2026/08/15 07:20
戦場に舞う雉
2026/08/17 07:00
女木島への航路
2026/08/18 07:00 (改)
女木島の要塞と、飛斧の将
地獄の要塞、女木島突入戦
2026/08/19 07:00 (改)
飛斧と重盾
2026/08/23 07:00
吉備本土上陸、鉄と炎の行進
多勢の檻、門撃つ戦斧
2026/08/30 07:00 (改)
血吸の谷川、鬼城の山河
鬼との決戦、吉備に咲く桃
瀬戸の群雄、日の神子の船出
阿岐の大地、生真面目な臣
2026/09/17 07:00 (改)
九嶺の鰐、大海の導
2026/09/18 07:00 (改)
眠れる忠臣、拓ける海道
2026/09/20 07:00 (改)
大和の歌、布都の舞
2026/09/23 07:00 (改)
阿岐の海原、大島の鳴門
2026/09/28 07:00 (改)
豊国の岩窟、二人の神子
石窟の夜、女王の契り
2026/10/02 07:00 (改)
吉備への路、宮処への途
2026/10/07 07:00 (改)
県主の使い、不気味な噂
2026/10/08 07:00 (改)
豊かなる平野、壮大なる謀
2026/10/10 07:00 (改)
百たる王
2026/10/14 07:00 (改)
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