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2043 ーリテラ・ノヴァの予言ー

作者:31040
【AIが生成する翻案小説が未来を予言? それは予言から正義の制裁へと変貌していく】

 2043年、著作権フリーとなった小説を元に翻案を生成するサイト『リテラ・ノヴァ』。そのサイトを運営するDRIで、キュレーター理久とAIエンジニア蒼は働いていた。
 理久の担当する翻案契約作家の中には、芥河賞作家で国民的アイドルグループのハヤトがいる。リテラ・ノヴァで生成されたハヤトの文体のマイクロノベルが2042年に流行し、「#ハヤト文体」は流行語大賞を受賞していた。
 その騒ぎも落ち着いた2043年5月の終わり。
リテラ・ノヴァの翻案小説が未来を予言しているとネットで噂が広まる。原因は翻案予言botというアカウントだった。
 翻案予言botはリテラ・ノヴァの翻案を抜粋して独自解釈し、予言を投稿。それに対して「当たりました」という報告が次々と寄せられる。理久たちDRIは調査を進めつつ静観していたが、予言まとめサイトができたことで翻案予言は一気に広まっていく。
 日本中の注目を集めることになったのは「6月21日の野外ライブでハヤトが不祥事を起こし、Deeeeepが解散に追い込まれる」という予言。
 理久は蒼とともにDeeeeepライブへ向かったが、そのライブ終了直後、理久とハヤトの密会写真が投稿された。理久はファンに詰め寄られ、蒼は彼女をかばって負傷。この事態の裏に、理久はかつての恋人で、AIを憎む小説家・結城匠真の影を感じ取っていた。
 しかし、その結城すらも予言騒動の渦中で何者かの仕業により社会的地位を失い――。
 
---主要登場人物---
本宮理久(28歳女性)
DRI所属キュレーター

惣領蒼(24歳男性)
DRI所属AIジェネレーティブ・アーキテクト

結城匠真(33歳男性)
芥河賞作家
理久の元恋人

平井颯人(21歳男性)
アイドルグループDeeeeepの1人
芥河賞作家でAI翻案ブームの火付け役

新田一希(28歳男性)
DRI所属AIプロセッシング・エンジニア

佐伯真琴(55歳女性)
DRI倫理法務部部長

■エブリスタ・カクヨム・アルファポリスでも公開
■Geminiとの対話を中心とした『リテラ・ノヴァの予言』構想記録マガジンをnoteで公開中
□本作品におけるAI使用:世界設定の深掘り(AI・倫理・その他各分野の未来像を議論)
Chapter1 リテラ・ノヴァ
#1 ハヤト文体
2025/09/13 16:33
#2 反AI
2025/09/13 16:34
#3 芥河賞作家
2025/09/13 16:34
#4 AIコモンズ
2025/09/14 00:10
Chapter2 DRI臨時会議
#5 DRI臨時会議
2025/09/15 00:10
#7 文体模倣
2025/09/16 10:20
Chapter3 翻案予言
#10 無料の小説
2025/09/19 11:48
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