四肢を失った天才魔導技師エリス ~自作の魔導義肢を改造していたら、今日もとんでもない物ができました~
最終エピソード掲載日:2026/10/21
四肢を失った天才魔導技師、エリス・クロイツェル。
史上最年少で特級魔導技師となった彼女は、自ら開発した魔導義手と義足を使いこなし――そして今日も、勝手に自分の身体を改造していた。
審議中に義手を分解する。運搬用の補助腕を「鋼鉄荷運び天使」と命名する。ロケットパンチを作ったのに、回収方法を考えていない。
技術力は間違いなく天才。命名センスと生活能力には、かなり問題がある。
そんなエリスは、規則違反を重ねた末に魔導技師資格を剥奪され、王立魔導技術院を追われる。
だが彼女は止まらない。
古びた工房を手に入れ、壊れた道具を直し、困っている人のために新しい魔導具を作り始める。
完璧に動く義足より、転んでも立ち上がれる義足を。戦うための魔導具より、生きて帰るための魔導具を。
やがてエリスは、自分が四肢を失った十二年前の災害と、この世界を覆い始める「白化」の真実へ近づいていく。
これは、何でも作れる天才少女が――最後に「自分が安心して休める場所」を作るまでの物語。
魔導義肢×発明×工房×コメディ、ときどきシリアス。
全60話・完結済み。
※本作品はカクヨムにも掲載しています。
史上最年少で特級魔導技師となった彼女は、自ら開発した魔導義手と義足を使いこなし――そして今日も、勝手に自分の身体を改造していた。
審議中に義手を分解する。運搬用の補助腕を「鋼鉄荷運び天使」と命名する。ロケットパンチを作ったのに、回収方法を考えていない。
技術力は間違いなく天才。命名センスと生活能力には、かなり問題がある。
そんなエリスは、規則違反を重ねた末に魔導技師資格を剥奪され、王立魔導技術院を追われる。
だが彼女は止まらない。
古びた工房を手に入れ、壊れた道具を直し、困っている人のために新しい魔導具を作り始める。
完璧に動く義足より、転んでも立ち上がれる義足を。戦うための魔導具より、生きて帰るための魔導具を。
やがてエリスは、自分が四肢を失った十二年前の災害と、この世界を覆い始める「白化」の真実へ近づいていく。
これは、何でも作れる天才少女が――最後に「自分が安心して休める場所」を作るまでの物語。
魔導義肢×発明×工房×コメディ、ときどきシリアス。
全60話・完結済み。
※本作品はカクヨムにも掲載しています。
第一章 壊れた天才と、名前のない工房
四肢を失った天才は、今日も勝手に改造する
2026/08/31 07:10
ロケットパンチは回収までが武器です
2026/08/31 12:10
天才美少女、廃工房の床に埋まる
2026/08/31 20:10
天才技師は、椅子の座り心地を計算できない
2026/09/01 07:10
その義足は、歩けるのに使いたくない
2026/09/01 20:10
寝ている間に義肢を外すなんて無理です
2026/09/02 07:10
空を飛ぶ棺桶を、飛行機関と呼ばないでください
2026/09/02 20:10
美少女技師の命名会議は三秒で終了した
2026/09/03 07:10
資格を失っても、壊れたものは待ってくれない
2026/09/03 20:10
追放した師匠から、最高級の部品が届いた
2026/09/04 07:10
第二章 性能では測れないもの
その義肢を今すぐ全部外しなさい
2026/09/04 20:10
天才技師、スープ一杯に完全敗北する
2026/09/05 07:10
痛くないなら、壊れていないと思っていました
2026/09/05 20:10
歩ける義足より、転べる義足を
2026/09/06 07:10
完璧な手は、子どもの頭を撫でられない
2026/09/06 20:10
あなたの身体は、あなたの研究材料ではありません
2026/09/07 20:10
工房の家賃は、まず朝食を食べてから
2026/09/08 20:10
白くなった歯車は、同じ夢を繰り返す
2026/09/09 20:10
治してほしいとは、言っていない
2026/09/10 20:10
不完全な工房へ、ようこそ
2026/09/11 20:10
第三章 天才の魔導具は、現場で壊れる
机の上では、絶対に壊れませんでした
2026/09/12 20:10
説明書を読まない人でも使えるようにしてください
2026/09/13 20:10
救助用魔導具に必殺技は必要ありません
2026/09/14 20:10
壊れた橋と、壊してはいけない義足
2026/09/15 20:10
観察者ノアールは、何も見逃さない
2026/09/16 20:10
天才の失敗を、勝手に捨てないでください
2026/09/17 20:10
四本とも動くのに、一歩も歩けない
2026/09/18 20:10
背中を預けるには、説明が多すぎる
2026/09/19 20:10
帰還できない試作品を、完成品とは呼ばない
2026/09/20 20:10
天才魔導技師は、失敗報告を待っている
2026/09/21 20:10
第四章 白い災厄と、救われた命
公式記録では、私は泣かなかったことになっている
2026/09/22 20:10
私の腕を切った人
2026/09/23 20:10
命を救ったなら、何をしても許されますか
2026/09/24 20:10
白化災害は、事故ではなかった
2026/09/25 20:10
止めたのは敵ではなく、私でした
2026/09/26 20:10
師匠は、私を捨てていなかった
2026/09/27 20:10
善意で作られた檻
2026/09/28 20:10
四肢を失う前の私を、私は知らない
2026/09/29 20:10
その手を借りたら、負けになると思っていた
2026/09/30 20:10
救われた命は、救った人の所有物ではない
2026/10/01 20:10
第五章 完全な身体を与える国
痛みのない身体を、誰が拒めるでしょう
2026/10/02 20:10
正しい治療に反対する悪女
2026/10/03 20:10
自由より、痛くない方がいい
2026/10/04 20:10
戻りたい昨日を、装置が決める
2026/10/05 20:10
幸せな人形は、不幸なのでしょうか
2026/10/06 20:10
完全な国では、修理屋はいらない
2026/10/07 20:10
選ばないことを、選ぶ権利
2026/10/08 20:10
私の義肢は、間違いだらけでできている
2026/10/09 20:10
世界で一番やさしい停止装置
2026/10/10 20:10
白い国が、動かなくなった日
2026/10/11 20:10
第六章 それでも、人は変わり続ける
逃げ道は、四つあった方がいい
2026/10/12 20:10
天才がいなくても動く装置
2026/10/13 20:10
痛みを返す装置
2026/10/14 20:10
あなたの明日を、私が決めてはいけない
2026/10/15 20:10
四本の義肢を、一度捨てる
2026/10/16 20:10
背中は任せた
2026/10/17 20:10
完全な身体を作った男
2026/10/18 20:10
治せないものを、なかったことにしない
2026/10/19 20:10
世界は、また壊れ始める
2026/10/20 20:10
天才魔導技師は、義肢を外して眠る
2026/10/21 20:10