↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

ジャパウ国

『サラリーマンパグ吉 ~今日も尻尾は上がらない~』

最新エピソード掲載日:2026/10/13
人間と犬型獣人が共生する社会『ジャパウ国』。
 広島県・呉市にある総合商社で働く営業2課係長・山田(パグ、36歳・独身)は、絶望的な短足とシワだらけの顔を持つ冴えない中年獣人だ。
 彼が背負っているのは、会社の理不尽なノルマだけではない。
 「内臓脂肪レベルE(脂身を食えば急性膵炎で病院送り)」「極度の暑がり(夏の外出は気道が塞がって命がけ)」「タマネギ・ネギ類は猛毒(食べたら死ぬ)」という、過酷な生態的ハンデの数々である。
 営業1課の血気盛んな狂犬チワワたちが巻き起こす特大クレームの火消しに奔走し、タイガースハッピで空回りするトラ課長に振り回され、コワモテの元自衛官・黒川会長(フレンチブルドッグ)から「パグ吉」と呼ばれてこき使われる日々。
 それでも山田は、不器用な丸い肉球でトナーまみれになりながら、コピー機の保守という泥臭い仕事で地道にインセンティブ(現金)を稼ぎ出していく。
 過酷な労働の果てにあるのは、筋肉狂の相棒・田中(ペキニーズ)の奇行へのツッコミと、タマネギを完全排除した自炊の『安全な男飯』。
 そしてなぜか、超絶エリートであるはずの美人警察官・なつみ(シェパード)から、「一緒にいると一番ホッとする」と休日のたびに愚痴の聞き役に指名されてしまい——!?
 スマートさの欠片もない。給料は税金でガッツリ引かれる。
 それでも明日を生き延びるため、愛用のデカフェ茶を片手に、おじさんパグは今日もシワに汗を溜めながら頭を下げる。
 過酷な社会を這いつくばるすべての大人たちに贈る、哀愁と飯テロの「泥臭いお仕事・日常コメディ」!
 今日も彼の短い『巻き尾』は、股の間に挟まったまま静かに揺れている。


このお話はカクヨムにも連載しています
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。