泣き虫皇子は仲間を集めて初代天皇になる!―神代の終焉と神武東征―
最終エピソード掲載日:2026/10/11
卑弥呼(ひみこ)が女王として君臨し、伊邪那岐(いざなぎ)や月読(つくよみ)といった“神々”が、まだ人として倭国を歩いていた三世紀。
そんな時代に、やがて仲間とともに東征を果たし、初代天皇となる一人の皇子がいた。
その名は、狭野(さの)。だが……
その始まりは英雄とはほど遠かった。
狭野は――泣き虫だった。
兄たちに「弱い」「役に立たない」と馬鹿にされ、山へ逃げて泣いていた狭野の前に現れたのは、七尺近い老いた大男。
老人は一本の木の実を土へ埋め、瞬く間に満開の桜を咲かせてみせる。
そして数週間後、その老人が連れてきたのは、少年のような姿をした一人の“神”だった。
その名は、伊邪那岐。
四百年以上を生き、かつて国を造り、邪馬台国――大倭壱国を治める女王・卑弥呼の父でもある伝説の人物。
だが今は政治から退き、子や孫たちを見守る隠居の身だった。
「私は伊邪那岐。君の先生をすることになったんだ」
こうして始まった、泣き虫皇子と神様の奇妙な共同生活。
武芸に優れた双子の竹と浦、生真面目な日臣、孤児の大久米、知恵者の椎根津彦。
狭野は仲間を増やし、田を耕し、文字を学び、恋を知り、やがて初めての戦へ向かう。
決して最強でも、誰より賢いわけでもない。
それでも狭野は、困っている者を見捨てられなかった。
やがて倭国では、西の大倭壱国と東の三輪山の均衡が崩れ、狭野――磐余彦(いわれひこ)にも東征の時が訪れる。
敗北や別れを経験しながら、それでも仲間とともに東へ進む磐余彦。
これは、泣き虫だった一人の皇子が仲間たちと歩み、やがて“初代天皇”となるまでの物語。
神代の終焉と、人の時代の始まりを描く古代日本建国譚。
そんな時代に、やがて仲間とともに東征を果たし、初代天皇となる一人の皇子がいた。
その名は、狭野(さの)。だが……
その始まりは英雄とはほど遠かった。
狭野は――泣き虫だった。
兄たちに「弱い」「役に立たない」と馬鹿にされ、山へ逃げて泣いていた狭野の前に現れたのは、七尺近い老いた大男。
老人は一本の木の実を土へ埋め、瞬く間に満開の桜を咲かせてみせる。
そして数週間後、その老人が連れてきたのは、少年のような姿をした一人の“神”だった。
その名は、伊邪那岐。
四百年以上を生き、かつて国を造り、邪馬台国――大倭壱国を治める女王・卑弥呼の父でもある伝説の人物。
だが今は政治から退き、子や孫たちを見守る隠居の身だった。
「私は伊邪那岐。君の先生をすることになったんだ」
こうして始まった、泣き虫皇子と神様の奇妙な共同生活。
武芸に優れた双子の竹と浦、生真面目な日臣、孤児の大久米、知恵者の椎根津彦。
狭野は仲間を増やし、田を耕し、文字を学び、恋を知り、やがて初めての戦へ向かう。
決して最強でも、誰より賢いわけでもない。
それでも狭野は、困っている者を見捨てられなかった。
やがて倭国では、西の大倭壱国と東の三輪山の均衡が崩れ、狭野――磐余彦(いわれひこ)にも東征の時が訪れる。
敗北や別れを経験しながら、それでも仲間とともに東へ進む磐余彦。
これは、泣き虫だった一人の皇子が仲間たちと歩み、やがて“初代天皇”となるまでの物語。
神代の終焉と、人の時代の始まりを描く古代日本建国譚。
一章 神武
一話 泣き虫皇子と花咲じい
2026/09/06 20:35
(改)
二話 泣き虫皇子と双子の姉
2026/09/07 01:13
(改)
三話 泣き虫皇子の側近たち
2026/09/07 18:38
(改)
四話 晴耕雨読
2026/09/08 16:31
(改)
五話 山の黒い獣討伐
2026/09/08 21:05
(改)
六話 春の田植え
2026/09/09 09:50
(改)
七話 六人の夏
2026/09/09 13:15
(改)
八話 邪馬台国の女王卑弥呼
2026/09/12 19:56
(改)
九話 教えて月読先生!
2026/09/13 06:49
(改)
十話 大陸へ
2026/09/13 17:54
(改)
十一話 洛陽
2026/09/14 05:47
(改)
十二話 親魏倭王
2026/09/15 22:00
(改)
十三話 遭難
2026/09/18 12:40
(改)
十四話 磐余彦の婚姻
2026/09/19 03:43
(改)
十五話 少年たちの失恋
2026/09/20 05:04
(改)
十六話 初夜を成功させろ!
2026/09/20 17:07
(改)
十七話 竹と浦の動揺
2026/09/21 21:10
(改)
十八話 曾於族侵攻
2026/09/22 16:10
(改)
十九話 軍議の夜
2026/09/23 14:45
二十話 初陣
2026/09/24 11:07
二十一話 南方攻防戦
2026/09/25 19:54
二十二話 襲撃
2026/09/26 00:29
二十三話 和平交渉
2026/09/26 14:23
二十四話 五十猛と邇芸速日、巨星落ちる
2026/09/26 20:04
(改)
二章 神武東征
一話 宇佐招聘
2026/09/27 01:35
(改)
二話 東征命令
2026/09/27 21:26
(改)
三話 宗像にて
2026/09/28 01:59
四話 瀬戸内の旅
2026/09/29 01:20
五話 吉備冠者
2026/09/29 05:59
(改)
六話 長髄彦と大物主
2026/09/29 22:12
七話 白肩津上陸
2026/09/30 00:19
八話 長髄彦の脅威
2026/09/30 04:44
九話 彦五瀬の喪失
2026/09/30 06:23
十話 竹と浦の決意
2026/09/30 08:32
(改)
十一話 失意の磐余彦
2026/09/30 12:54
十二話 八咫烏と勇者の剣
2026/09/30 13:59
十三話 熊野での旗揚げ
2026/09/30 16:19
十四話 三輪山と宇摩志麻遅
2026/10/01 00:20
十五話 熊野密談
2026/10/01 06:14
(改)
十六話 吉野の山路
2026/10/01 10:07
十七話 宇陀の兄弟
2026/10/01 11:20
十八話 押機の罠
2026/10/01 16:58
十九話 忍坂の八十建
2026/10/01 22:04
二十話 国見丘の戦い
2026/10/02 06:28
二十一話 決戦前夜
2026/10/02 18:52
(改)
二十二話 三輪山決戦前編
2026/10/03 01:21
二十三話 三輪山決戦後編
2026/10/03 20:48
(改)
二十四話 橿原
2026/10/04 02:30
二十五話 竹と浦のシン・決戦
2026/10/04 21:43
二十六話 不老長寿の妙薬
2026/10/05 18:00
二十七話 泣き虫皇子だった神武天皇は即位する
2026/10/06 14:34
終章 後日談
一話 磐余彦の受難
2026/10/07 14:29
二話 大久米の決戦
2026/10/09 01:00
三話 六人の宴
2026/10/10 01:30
四話 二つの大和
2026/10/11 01:00
五話 狭野の系譜
2026/10/11 02:22