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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

鎧騎兵、走る~大好きなロボット作品っぽい世界に転生したけど、プロローグで滅ぶ場所にいます。生き残りたい! すごく生き残りたい!!~

最新エピソード掲載日:2026/08/17
 ロイド=ベルクは『鎧騎兵』と呼ばれるヒト型ロボットのパイロット、『騎手』候補生であり……転生者である。
彼は、前世でハマり込んだ名作ファンタジー小説『帝歴1002 鎧騎兵、走る』シリーズそのものか、非常に酷似した異世界へ転生してしまった。

 『大好きな作品世界に来れた!』と、5歳の時に前世の記憶を思い出した当初は狂喜乱舞した彼であったが……年号を確認した瞬間、絶望の淵に叩き落とされてしまう。
彼が騎手になって初めて赴くであろう赴任先……『西方辺境領』は、原作1巻の『プロローグ』で滅んでしまう場所だということを知ったからだ。

 ならば騎手にならなければいいかと言えば、それも無理。
彼の亡き父は騎士爵を持つ騎手であり、残された家族の生活の為に、ベルク家長男であるロイドはソレを継ぐ必要がある。
通常は継承できない一代限りの騎士爵だが、騎手になれば特例で継承できるのだ。
そして……『騎士爵持ちの騎手』が配置されるのは、決まって『西方辺境領』なのだ。

「ちくしょう……神様の馬鹿野郎……!」

 家族の為に逃げることもできないロイドは、原作にもほとんど描写のない地獄の『プロローグ』を生き残るために、今日も騎手訓練校で訓練に励んでいる。

「原作知識は唸るほどあるのに! 原作が始まる前に死にたくねぇよ~!!」

 これは、転生者ロイド=ベルクが原作にたどり着くために死に物狂いで生きる物語である。
……死に物狂いで生き過ぎた結果、原作を破壊しまくる物語でもある。

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