魔法使いのバイエル―銀河帝国宇宙軍を退役した英雄元帥魔法の存在する惑星で乙女ゲーの守護天使にされる

――数々の反乱分子を滅ぼしてきた銀河帝国宇宙艦隊司令長官・元帥ルベリウス＝ヴェリサリウス。ジュダスの黒騎士の名で全宇宙を震撼させた彼はその日、軍を退役した。第二の人生への期待を胸に故郷へと出発した彼は、その帰路で想定外の襲撃を受ける。なんと謎の力によって魔法の存在する惑星に召喚されてしまったのである。



◆◆◆◆以下ネタバレ◆◆◆◆◆◆





◆◆◆◆◆あらすじ◆◆◆◆◆◆◆

守護天使：銀河帝国皇帝の意志の遂行者として数々の反乱分子を滅ぼしてきた銀河帝国宇宙艦隊司令長官・元帥ルベリウス＝ヴェリサリウス。ジュダスの黒騎士の名で全宇宙を震撼させた彼はその日、軍を退役した。第二の人生への期待を胸に故郷へと出発した彼は、その帰路で想定外の襲撃を受ける。なんと謎の力によって魔法の存在する惑星に召喚されてしまったのである。アンジェリカによって。
異世界の洗礼：転生者マルレーネの策謀によって謀殺されそうになるルベリウス。アンジェリカの機嫌を取るために迎撃したが逆にたしなめられ機嫌を損ねる。
アメージング：学校の校長に事情を話し魔法を教わる。
万神殿の天使：研修に突き合わされて虎に襲撃される。虎を倒すのが楽しくなって一匹残らず殲滅しようとしたら魔法の負荷によって合宿所で倒れてしまう。
海賊の虫船：ルベリウスの強大な力を見た軍がアンジェリカを使ってルベリウスを釣る。
ドラゴン来襲：目的地に到達した一行の元にドラゴンが来襲。それは世界を滅ぼす設定の乙女ゲー最終ボス。
失墜する極星：アンジェリカをかばって甚大な損傷を負ったルベリウス。様々な要因による多重エラーによって修復を完了しきれない中、アンジェリカに（良かれと思って）契約を解かれ、魔法耐性を失ったことにより筐体が致命的な損傷をきたし死亡する。
好き好き大好き：すべての魔力を根源に還す神殿の秘奥義・始原の大魔法・大典礼により始祖ファルファナの元に召喚されたルベリウスは忘却の海で目を覚ます。昔失った幼馴染との邂逅を経て彼は消滅を望んだ。
魔女の祭典：ルベリウスの後輩、帝国皇女は輪廻に還ろうとするルベリウスをファルファナから手放させ転生させるために惑星を破壊を決行。大艦隊を率い戦略兵器トールハンマーを用いて惑星を焼き尽くす。