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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

エクスカリバーが交差点の真ん中にささってるんだが…

作者:源三郎
最新エピソード掲載日:2026/06/04
通学路の交差点のど真ん中に、剣が刺さっていた。

観光イベント? 誰かのイタズラ?
――いや、神話の聖剣エクスカリバーだった。

しかもこの聖剣、「最強の武器」じゃない。
世界と世界の境目をつなぎ止める“楔”。
それが静岡県・三島の交差点に刺さったせいで、町には異世界のモンスターや、甲冑姿の兵士たちが現れはじめる。

でも、モンスターはただ倒せばいい敵じゃなかった。

その正体は、川に流せなかった忘れ物。
言えなかった「ごめんなさい」。
守れなかった、雨の日の約束。
――つまり、誰かの“言えなかったさよなら”。

寝坊常習犯の中学二年生・伊勢崎玄弥は、剣の声を聞いてしまったせいで、モンスターを斬るのではなく、その奥にある声へ耳を澄ませることになる。

聖剣は、玄弥に力をくれる。
けれど――誰かを助けるたびに、体は軽くなり、動きは鋭くなり、目つきが変わっていく。
強くなるほど、“いつもの玄弥”から遠ざかる。
その変化に、誰よりも早く気づいてしまうのは、幼なじみの澪だった。

「汝、何を守る」

勇者に選ばれたわけでも、特別に強いわけでもない。
力を使えば誰かを救えるけれど、その分だけ“自分”が遠くなる。
それでも玄弥は、交差点に刺さった問いから逃げないと決める。

少し笑えて、最後に泣ける。
日常のすぐ隣にある神話と、町と、誰かの痛みの物語。

交差点で信号を待つだけの時間にも、誰かの“さよなら”が刺さっている。
――あなたの町の交差点にも、もしかしたら。

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ジャンル:現代ファンタジー/青春/人情
キーワード:聖剣 エクスカリバー 異世界 モンスター ご当地(静岡・三島) 中学生 幼なじみ 泣ける ほのぼの シリアス 日常 バトルより心
※派手な無双やハーレムではなく、「倒す」より「聞く」物語です。少し笑えて、最後に泣けます。
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交差点に刺さった聖剣と、町に残った“言えなかったさよなら”をめぐる青春ファンタジーです。
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