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変な女三國志

趙氏貞物語――裸の変態将軍になんて負けたくない――

作者:Cima4910
最終エピソード掲載日:2026/10/10
私、趙氏貞は、背が高いだけの普通の女です。

天下を取りたいわけでも、戦場で名を上げたいわけでもありません。
ただ、昔から困っている人を放っておけません。
そのせいでしょうか?
妙に面倒事を拾います。

そして私が面倒事を拾うと、幼馴染みの呂清河が飛んできます。

「氏貞! また何をやったんだ!」

清河は私のツッコミ役で、暴走を止めてくれる常識人――のはずなのですが、事情を聞くと私より怒り、相手を問い詰め、逃げ道を塞ぎ、最後には私が「そこまでやるつもりじゃなかったんだけど」と止める羽目になります。

火事場へ水を持ってくる顔で、油を持ってくる女です。

そんな二人が、呉の役人と揉めました。
最初は、本当にそれだけでした。

ところが役所が燃え、仲間が増え、武器が集まり、山へ逃げ込み、討伐軍までやって来ました。
逃げても追ってくるなら戦うしかありません。
困っている里があれば放っておけません。

そうしているうちに、気がつけば私は反乱軍の頭領として象に乗っていました。

なぜ……

私たちが欲しかったのは天下ではありません。
九真の人たちが、自分たちの土地で普通に暮らせること。
ただ、それだけだったはずなのです。

けれど戦いは大きくなり、私の名前は私の知らないところで広がっていきました。

やがて呉から、討伐将軍・陸胤がやって来ます。
兵力では向こうが上。
知略でも向こうが上。
戦場で勝っても、味方は減り、包囲は狭まり、故郷が少しずつ奪われていく。
それでも私は清河たちと最後まで戦います。

ところが陸胤との戦いには、とんでもない伝説が残っています。
私が裸の男を嫌うと知り――兵士を全裸にして突撃させたというのです。

待って……
私、男嫌いじゃない……
裸の大軍が嫌なだけ……

巻き込まれ体質の普通の女と、火に油を注ぐ幼馴染み。
二人が始めてしまった反乱は、仲間たちの命と故郷の行方を背負い、やがて三国時代でも屈指の最低な決戦へ向かっていきます。

私は英雄と呼ばれるために戦い始めたわけじゃありません。
でも、守りたいものがあります。

そして象の上から見えた敵軍は――全裸でした。
あなたたちの象さん丸見え……

こんなのに、絶対に負けたくない。
少し揉めただけです〜
2026/08/17 21:18 (改)
全部って言っただろ!
2026/08/18 18:00 (改)
勘違い男現る
2026/08/19 18:00 (改)
初陣、むせる
2026/08/20 18:00 (改)
千人いない方へ行こう
2026/08/21 18:00 (改)
象が来た
2026/08/23 18:00 (改)
見られた
2026/08/24 18:00 (改)
左を空けて
2026/08/25 18:00 (改)
今ので県取ったぞ
2026/08/26 18:00 (改)
帰る場所を残す
2026/08/27 18:00 (改)
名前が先に出ていった
2026/08/28 18:00 (改)
名前が勝手に戦い始めた
2026/08/29 18:00 (改)
私、一人しかいないよ
2026/08/31 18:00 (改)
私、九尺ないよ?
2026/09/02 18:00 (改)
私、負けてないよ?
2026/09/03 18:00 (改)
本物が来るまで
2026/09/29 13:50 (改)
麗海婆王が三人いる
2026/09/29 20:17 (改)
影武者は今日も離れない
2026/09/30 12:46 (改)
影武者が離れる時
2026/09/30 18:47 (改)
陸胤は負けた顔をしない
2026/10/01 13:54 (改)
勝ったのに、囲まれていく
2026/10/01 23:27 (改)
五日だけ粘ってください
2026/10/02 12:37 (改)
次の矢は、もう迷わない
2026/10/04 07:57 (改)
兄さん、行ってくるよ
2026/09/04 18:00 (改)
私、髪を切りました
2026/09/06 18:00 (改)
ただいま
2026/10/10 18:00
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