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河灯未明

作者:亀
最終エピソード掲載日:2026/09/17
**大晟二十三年、九月七日。
南陵の川から、一人の女が引き上げられた。

女の名は、蘇晩晴。
彼女は、自分が何者かも、どこから来たのかも語ろうとしない。
ただ一つ、「誰かに殺されそうになった」とだけ告げた。

南陵府の推官・沈硯は、彼女の手首に残された縄の痕と、一枚の古びた銅銭を手掛かりに調べを始める。

そして蘇晩晴の口から語られたのは、二十三年前に沈家を焼いた火事のことだった。

事故として処理された、過去の事件。
消えた一人の女。
そして、九月七日に再び現れた女。

沈硯は、二十三年前の記録の中に、誰も知らない名前を見つける。**
第三章 足跡
2026/09/17 01:50
第二十章 姉
2026/09/17 01:54
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