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地下オークション

最終エピソード掲載日:2026/08/20
元新聞記者・猪飼寛貴のもとに、差出人不明の招待状が届く。

そこに記されていたのは、五年前に彼が追い、そして手放した、ある事件の続きだった。招待状には、猪飼しか知らないはずの記憶までもが正確に書かれている。

導かれるままにたどり着いた先にあったのは、表社会には存在しない完全会員制の「地下オークション」。

そこで売買されているのは、金でも宝石でもない。

有名人の秘密。企業の内部情報。政治家の過去。誰にも知られていない事件の真相――

いや、正確には違う。参加者たちが買っているのは、秘密そのものではない。

**「その秘密を使って、誰かの人生を動かす権利」**だ。

最初は単なる裏社会の情報売買だと思っていた猪飼は、出品リストを目にするうちに、ある違和感に気づき始める。

なぜオークションは、まだ起きていない事件の情報まで扱っているのか。

そしてなぜ、招待状を送ってきた誰かは、自分の過去をここまで知っていたのか。

謎が謎を呼ぶ先に待っているのは、一人の政治家の死。多すぎる証拠。そして、猪飼自身が決して思い出したくなかった、五年前のあの事件との再会だった。

秘密を追う者は、いつか秘密に追われる。
第一章 招待状
2026/08/17 14:15
第二章 尾崎
2026/08/17 14:16
第三章 香蓮
2026/08/17 14:17
第四章 会場
2026/08/17 14:18
第六章 落札
2026/08/17 14:19
第七章 稲本仁
2026/08/17 14:20
第八章 既視感
2026/08/17 14:21
第十章 通報
2026/08/17 14:24
第十二章 符合
2026/08/17 14:39
第十三章 出所
2026/08/17 14:39
第十五章 出品された殺人
2026/08/17 14:42
第十七章 断片
2026/08/17 14:43
第十八章 賭け
2026/08/17 14:44
第二十章 起点
2026/08/17 14:45
第二十四章 駒
2026/08/18 08:50
第二十八章 同じ指紋
2026/08/18 09:02
第三十章 N
2026/08/18 09:05
第三十九章 最初の一滴
2026/08/18 13:41
第四十四章 葉山蓮
2026/08/18 13:50
第五十章 Lot 1
2026/08/18 14:00
エピローグ 冬の便箋
2026/08/20 09:47
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