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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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死に戻った悪役令嬢は、悪意を暴いて魔王妃として祖国を支配する

作者:寝る猫
最終エピソード掲載日:2026/08/28
「すべて、わたくしがいたしました」

公爵令嬢アレクシアは、婚約破棄の場で一言も弁明しなかった。王太子の恋人をいじめたのは事実であり、彼女は自分が何をしたか正確に知っていたからだ。

七年後、彼女を裁いた王子は、善意のまま国境で判断を誤り、祖国を魔王国に滅ぼされる。燃える王都でアレクシアは死ぬ。

目を開けると、婚約破棄の三日前だった。そして祖国を五度救えなかったという魔王が、六度目の取引を持ちかける。

「私の妃になれ」

アレクシアには、人の悪意が帳簿として見える。誰を踏み台にし、何を得ようとしているのか。宮廷でその力を使って令嬢を潰してきた女は、敵国の宮廷で同じ手を使い始める。買収された役人、偽造された命令書、戦争で儲ける名門家。悪意を暴き、証拠に変え、票に変える。

味方になったのは、魔王国で最も軽く扱われる八つの種族だった。掃除係のスライム、荷運びのオーガ、倉庫番のゴブリン。彼らは記録を残し、数を数え、水路を守る。

ただし《悪意の帳簿》には、善意が映らない。

祖国を滅ぼすのは悪人ではなく、民を救おうとする善良な王だった。
第一部:悪役令嬢の最期
第二部:人間の妃は歓迎されない
第三部:悪妃派の誕生
第四部:祖国を敵国から操る
第五部:許されない和平
第六部:最後の戦争
第46話「四対一」
2026/08/28 16:42
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