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鈴の鳴る夜に。

作者:ぶるーめ。
最新エピソード掲載日:2026/10/31
«五年間、君だけを想い続けていた――。なのに再会した最愛の少女は、自分のことを覚えていなかった。»

はるか昔――。

人々は、妖魔と呼ばれる人ならざるものに脅かされていた。

だが神は、人々を見捨てなかった。

朱雀、青龍、白虎、玄武。

四柱の神々はそれぞれ人を選び、神力を授ける。

選ばれし守護者たちは妖魔を封じ、その封印の地に街を築き、代々結界を守り続けてきた。

幾百年もの時が流れた今、人々は平和を手にし、妖魔の存在さえ昔話として語るようになる。

だが、その平穏は今もなお、四神の守護者たちが命を懸けて守り続けていた。

水を司る青龍の守護者・藤原篤久も、その宿命を背負う一人。

ある日、篤久は炎を操る謎の少女・ミサと出会い、互いに強く惹かれ合う。

しかし、幸せな日々は突然終わりを迎えた。

「また必ず会える」

その想いだけを胸に、篤久は五年間、ミサだけを想い続けた。

そして五年後――。

白虎の守護者・橘新太、玄武の守護者・九条本成と共に妖魔と戦う篤久の前へ、炎を操る少女が現れる。

それは、間違いなくミサだった。

だが彼女は、五年前の記憶をすべて失い、篤久のことさえ覚えていなかった。

想い続けた五年間。

世界を守る使命。

そして、残酷な運命に引き裂かれる二人。

鈴の音に導かれた運命は、やがて世界を揺るがす戦いへと繋がっていく。

これは、一途な想いが奇跡を起こす和風恋愛ファンタジー。
序
2026/09/25 19:00
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