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隣の席の居眠り女子が《ダンジョン最強配信者・天使マリー》だとは、まだ知らない ~時給三千円のサポート契約。戦えない俺だけど、天使に必要とされました~

作者:葉月
最新エピソード掲載日:2026/09/10
隣の席の綾瀬茉莉は、今日も授業が始まる前から眠っていた。

授業中も、休み時間も。

俺はまだ知らない。

その少女が、白銀の髪をなびかせ神剣を振るう国内最強のダンジョン配信者
――《天使マリー》だということを。

     ◇

生活費のためアルバイトを掛け持ちする高校二年生・稲垣徹。

「二時間五千円」で頼まれたダンジョン配信の手伝いが、
すべての始まりだった。

武器はない。魔法も使えない。

できるのは、接客、在庫管理、現場の段取り――バイトで覚えたことだけ。

だから。

「あなた、私の専属サポートにならない?」

配信機材の管理。素材の回収。撤収時刻の逆算。装備の経費計上。
そして、確定申告。

世界最強なのに、自分の生活には驚くほど無頓着な少女。

戦えない代わりに、現場を回すことなら誰にも負けない少年。

二人の専属契約から始まる、ダンジョン配信お仕事ラブコメ。

「それで……時給、いくらですか?」


※ 35話以降は、隔日更新となります。
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