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ローゼンサーガ

残響童話録〜むかしむかしで終わらなかった、名の残響を語りましょう〜

作者:秋月キアラ
最新エピソード掲載日:2026/06/04
むかしむかし。
けれど、それで終わらなかった物語があります。

赤い頭巾の森。
泡にならなかった人魚。
灰かぶりの仮名姫。
毒林檎に記された雪肌の姫。
百年眠った記録王国。
パン屑の道を辿った兄妹。
そして、開かずの記録室へ嫁いだ花嫁。

語り部リラ=ファブラは、童話として語られた物語の奥に残る“名の残響”を拾い上げる。

喰われかけた名。
奪われかけた声。
押しつけられた仮名。
死者として記されかけた生。
止められた未来。
帰れなかった子どもたち。
閉じ込められた花嫁たち。

これは、誰もが知る童話の向こう側で、消されかけた名をもう一度語り直す幻想短編集。

※ローゼン・サーガ外典ですが、本作単独で読めます。
第一夜 ― 緋頭巾と名喰い狼
第二夜 ― 泡にならなかった潮名
第三夜 ― 灰かぶりの仮名姫
後ろ語り ― リラ=ファブラ
2026/06/04 07:56
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