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夜鳴き蕎麦徒然草子

夜鳴き蕎麦徒然草子

作者:いわん
最新エピソード掲載日:2026/09/04
【文化文政、日本橋。一杯の蕎麦が、その夜だけの物語を聞く】

日本橋の袂、湯気の向こうに映る江戸の人間模様。

文化文政期の江戸。夜の静寂に包まれた日本橋で、一台の夜鳴き蕎麦屋「清吉」に灯がともる。
店主は、寡黙な職人。茹で上げる蕎麦の音と出汁の香りに誘われ、今夜も暖簾をくぐる者たちがいた。

愚痴をこぼす同心、ささやかな祝いを分かち合う老夫婦、故郷を懐かしむ上方者、そして袖口に不穏な汚れをつけた訳ありの男……。
店主は何も聞かず、ただ淡々と蕎麦を差し出す。

幾星霜を経て、常連客も、店主自身も、少しずつ姿を変えていく。それでも、この場所だけは変わらない。

秋の夜から年が暮れる頃まで。
風鈴の音とともに流れる、切なくも温かい物語。
一日の終わりに、江戸の粋を味わう「蕎麦」の人情連作短編、全十部・全100話。
第一部:文化四年、江戸日本橋。
第六回:雨の夜
2026/07/23 19:00
第七回:上方の客
2026/07/24 19:00
第ニ部:文化五年、江戸日本橋。
第三部:文化六年、江戸日本橋。
第二十六回:書き留めぬ話
2026/08/14 19:00
第四部:文化七年、江戸日本橋。
第五部:文化八年、江戸日本橋。
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