皇太子様との婚約を回避しまくったところ、皇太子様にも皇太子様の護衛にも愛されることになりました

日本で命を落としたはずの「わたし」は、
なぜか異世界転生してしまった！
しかも転生先は前世で読んだ小説のなか。

「わたし」の転生した小説の「リリアン」は殺されてしまうストーリー。

「リリアン」は精霊に愛される「オーブリー」という伝説の少女で、皇太子の花嫁にされたら殺されるという事実をしった「わたし」は、皇太子との婚約回避を決意。

綺麗すぎるお父様とお母様、シスコンなお兄様二人とたくさんの精霊に愛されながら日々奮闘していたら、あるきっかけから姿と名前を変えていた皇太子の護衛、レイヴァンと出会ってしまった。リリアンは彼が皇太子の護衛だと気付かないまま偶然の出会いを重ねて……………

１６歳の洗礼祭でリリアンがオーブリーであることが王国中に知れ渡ってしまう。
そんな中リリアンはあるきっかけから皇太子の契約精霊に声を奪われ、ついに皇太子との対面を果たす。
その時、皇太子の隣には、そこにいるはずのない、レイヴァンの姿が………。





「お前を、愛してしまったんだ」

　皇太子様の求婚を受けるわけにはいかない。だって、皇太子はリリアンを殺してしまうストーリーだから。





　


　なぜかあなたから目をはなすことができない。
どうしてそんな目で私を見つめてくれるのか分からない。皇太子様の護衛であるあなたが………






　転生オーブリーが恋する相手は………？