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『愛妻を泣かせた世界が悪い。』—国を一つ消し飛ばして帰ってきたら、妻がもう敵を全滅させていた件—

作者:縷禾
最終エピソード掲載日:2026/07/07
「愛する妻を泣かせた代償は、貴様らの国ごと世界から消えてもらうことだ」

傲慢なる天使族の要塞に囚われ、絶体絶命の危機に瀕した女王・アリシア。彼女を奪還するため、銀髪の王・シンは、たった一人で要塞へ乗り込む。

しかし、シンの怒りは常軌を逸していた。
要塞に辿り着いた王が見たのは、敵を蹂躙し、妖艶に微笑む女王の姿。彼女は自分を囚えた者たちを、自らの力で既に壊滅させていたのだ。

「遅かったわね、貴方」
「ああ。……だが、俺を待たせた世界が悪い」

再会を果たした王と女王。二人が見つめ合うその背後で、シンが大地に拳を叩きつけた瞬間、数千年の歴史を誇る魔導要塞と、それを守る軍勢は、分子レベルでこの世から抹消された。

――これは、世界を敵に回しても最愛の妻さえいればいい、理不尽で最強の夫婦が愛を囁く、終わりの物語。
プロローグ
プロローグ
2026/07/07 02:59
第一章  二人の楽園
第二章 宰相と門番の仕事
幕間  断絶の理(ことわり)――楽園の守護者と、慈悲の女王
第三章 禁断の外出
第四章  拉致計画の完遂 20話:【踏み越えた境界線】
第五章 人質ではない女王
第六章 天変地異の進軍
第七章 要塞の崩壊と再会
第八章 エピローグ・聖域の日常
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