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かぼちゃのパンツはもういらない~弱みを握ればこっちのもの!

作者:星降る夜
最新エピソード掲載日:2026/11/07

 私はルリア3歳。前世の知性を抱えたまま生きる公爵令嬢。

 一つ問題がある。誰にも見えない危険を知らせるポップアップが見えること!

 まだ起きていない未来。つい助けてあげちゃうんだけど、だって気になって、ご飯が美味しくないから。

 でも助けたところで誰も気が付かない。起こるべき未来が変わったなんて知りようがないものね。

 でもいいの、皆と楽しくご飯が食べられればね!

 ルリアの世界にようこそ!

 ***

 本がぎっしりと詰まった狭い部屋には、魔道具までが所狭しと散らばっている。
 真ん中に置かれた机に向かい、本を読んでいた1人の少年。
 彼がふと顔を上げると、私(読者)と目が合った。

 「君も、この本を読みに来たの?」

 「本?」と聞き返すと、少年は楽しげに口角を上げる。

 「公爵令嬢ルリアの、お・は・な・し。ルリアは3歳なんだ。冷遇されているのに『自由よ!』って喜んで、自由を満喫しているんだよ。
 毎日美味しいご飯を食べることだけを楽しみにしていて、そのための努力は惜しまない。(笑)
 困った人を見るとつい助けてしまう。
 奇想天外なことを思いついては周りの人を巻き込んでいく。良い人も悪い人も、ルリアにかかれば同じなんだ。――君もルリアの世界へようこそ。楽しんでね」

『おいウィズ! サボってないで手を動かせ! ケーキが焼きあがるぞ!』

 遠くから、野太い声が響いてきた。

「あっ、テッドに呼ばれちゃった。ぼくはもう行かなきゃ」

 彼が慌てて立ち上がると、本がパタパタとめくれて最後のページが開いた。
 のぞき込んでみると、そこにはこんな注釈が書かれている。

 ※恋愛カテゴリーです。

 ルリア曰く「私は恋愛をいっぱいするから!」とのこと。
 なお、3歳です。作者も首をかしげています。
5 影が見た“異変”
2025/12/29 21:03 (改)
6 夜襲のポップアップ
2025/12/30 17:01 (改)
8 風が変わった夜
2025/12/30 19:02 (改)
9 深海の青と、炎の夜
2025/12/30 20:02 (改)
34 コードネームはG!
2026/04/29 06:32 (改)
45 遭遇?
2026/08/26 06:03
52 お客様?
2026/09/19 07:14
55 月明かりの下で
2026/09/30 05:37 (改)
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