表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

断罪終了後シリーズ

断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?

「お前は何も悪くはない。だが、爵位も剥奪された。お前を養うことはもうできない。このまま身売りをするよりはマシだろう……」
号泣する父であり、元ベラスケス公爵を見て、私は唇をかみしめる。確かに私はまだ19歳になったばかりで、もちろん未婚。身売りすることになれば、高値で取引されるだろうと、容姿と美貌を見て自分でも分かる。
政治ゲームで父は負けた。ライバルであるドルレアン公爵は、父にやってもいない横領の罪をなすりつけ、国王陛下も王太子もそれを信じてしまった。しかもドルレアン公爵の娘カロリーナと私は、王太子の婚約者の座を巡り、熾烈な争いを繰り広げてきた。親同士が政治ゲームで争う一方で、娘同士も恋の火花を散らしてきたわけだ。
でも最初から勝敗は決まっていた。だってカロリーナはヒロインで、私は悪役令嬢なのだから。
え……。
え、何、悪役令嬢って? 今、私は何かとんでもないことを思い出そうとしている気がする。
だが、馬車に押し込まれ、扉が閉じられる。「もたもたしていると、ドルレアン公爵の手の者がやってくる」「で、でも、お父様」「パトリシア、元気でな。愛しているよ」「お、お父様―っ!」その瞬間、ものすごいスピードで馬車が走り出した。
だが、激しい馬車の揺れに必死に耐えながら、自分が何者であるか思い出したパトリシア・デ・ラ・ベラスケスを待ち受ける運命は、実に数奇で奇妙なものだった――。

まさか・どうして・なんでの連続に立ち向かうパトリシア。
こんな相手にときめいている場合じゃないと分かっても、ドキドキが止まらない。
でも最後にはハッピーエンドが待っています!
パトリシアが経験した数奇な運命を、読者の皆様も一緒に体験してみませんか!?

【御礼】158万PV・17万UU突破!
第4回 一二三書房WEB小説大賞、二次選考
第4回HJ小説大賞前期の一次選考通過作品!
第4回アイリス異世界ファンタジー大賞 一次選考通過作品
★日間恋愛異世界転ランキング★
●感謝●26位獲得!(2023/03/23人気作揃いの激戦日)
●感謝●22位獲得!(2023/05/16)

   ありがとうございます!!!

◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆発見された方、通報をお願いします。
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
【本編】
1:プロローグ
2023/03/01 08:00
3:……ようやく見つけた
2023/03/01 12:00
18:碧眼一択
2023/03/04 12:19
25:やる気満々のスノー
2023/03/06 08:00
32:寝室
2023/03/07 12:07
33:信じるしかない
2023/03/08 08:00
34:暗闇に慣れる
2023/03/08 08:17
36:私のことを想って
2023/03/08 12:22
47:不調について
2023/03/11 08:17
52:ゾッとする
2023/03/12 08:00
54:青い塔
2023/03/12 12:00
60:俺の勘
2023/03/13 12:11
62:嵐の前の静けさ
2023/03/14 08:07
74:闇落ちルート!?
2023/03/17 08:07
77:嘘と真実
2023/03/18 08:00
85:前代未聞
2023/03/19 08:07
88:冷たい雨の中
2023/03/19 12:11
90:不服か? 不服です
2023/03/20 08:11
94:真意
2023/03/21 08:07
98:君と過ごした10日間
2023/03/22 08:17
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ