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断罪終了後シリーズ

断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?

「お前は何も悪くはない。だが、爵位も剥奪された。お前を養うことはもうできない。このまま身売りをするよりはマシだろう……」
号泣する父であり、元ベラスケス公爵を見て、私は唇をかみしめる。確かに私はまだ19歳になったばかりで、もちろん未婚。身売りすることになれば、高値で取引されるだろうと、容姿と美貌を見て自分でも分かる。
政治ゲームで父は負けた。ライバルであるドルレアン公爵は、父にやってもいない横領の罪をなすりつけ、国王陛下も王太子もそれを信じてしまった。しかもドルレアン公爵の娘カロリーナと私は、王太子の婚約者の座を巡り、熾烈な争いを繰り広げてきた。親同士が政治ゲームで争う一方で、娘同士も恋の火花を散らしてきたわけだ。
でも最初から勝敗は決まっていた。だってカロリーナはヒロインで、私は悪役令嬢なのだから。
え……。
え、何、悪役令嬢って? 今、私は何かとんでもないことを思い出そうとしている気がする。
だが、馬車に押し込まれ、扉が閉じられる。「もたもたしていると、ドルレアン公爵の手の者がやってくる」「で、でも、お父様」「パトリシア、元気でな。愛しているよ」「お、お父様―っ!」その瞬間、ものすごいスピードで馬車が走り出した。
だが、激しい馬車の揺れに必死に耐えながら、自分が何者であるか思い出したパトリシア・デ・ラ・ベラスケスを待ち受ける運命は、実に数奇で奇妙なものだった――。

まさか・どうして・なんでの連続に立ち向かうパトリシア。
こんな相手にときめいている場合じゃないと分かっても、ドキドキが止まらない。
でも最後にはハッピーエンドが待っています!
パトリシアが経験した数奇な運命を、読者の皆様も一緒に体験してみませんか!?

【御礼】158万PV・17万UU突破!
第4回 一二三書房WEB小説大賞、二次選考
第4回HJ小説大賞前期の一次選考通過作品!
第4回アイリス異世界ファンタジー大賞 一次選考通過作品
★日間恋愛異世界転ランキング★
●感謝●26位獲得!(2023/03/23人気作揃いの激戦日)
●感謝●22位獲得!(2023/05/16)

   ありがとうございます!!!

◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆発見された方、通報をお願いします。
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.
エピソード 101 ~ 200 を表示中
101:エピローグ
2023/03/22 12:00
【別視点】
【続編】
7:大丈夫なわけがない!!
2023/05/07 13:00
10:慣れるのかしら?
2023/05/09 12:21
11:唯一無二の存在
2023/05/10 08:01
12:街の女
2023/05/10 12:11
15:サプライズ成功
2023/05/11 20:05
17:優美な微笑み
2023/05/12 12:17
18:雨
2023/05/12 21:05
22:後ろ姿
2023/05/14 11:05
25:美しい恋物語
2023/05/15 08:11
30:妬ける一言ですね
2023/05/16 20:11
32:お願い。届いて
2023/05/17 11:54
37:止めて!
2023/05/19 07:56
38:私が守る
2023/05/19 11:56
39:真の姿
2023/05/19 21:54
46:まだ朝は早い
2023/05/22 07:53
50:彼の人間性
2023/05/23 12:00
58:早朝の訪問者
2023/05/26 08:01
59:……許せない
2023/05/26 12:29
62:まだ甘い、甘い
2023/05/27 12:11
64:パトリシア!
2023/05/28 08:15
65:発見までの経緯
2023/05/28 17:01
65:私だけのもの
2023/05/29 08:00
67:彼女達の正体
2023/06/03 12:27
76:恋の季節
2023/06/08 21:57
77:私の性格
2023/06/09 12:29
79:意外
2023/06/10 12:29
80:魔法の薬
2023/06/10 22:53
83:法外な値段
2023/06/12 07:53
89:意識を保てない
2023/06/15 06:53
エピソード 101 ~ 200 を表示中
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