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『人間嫌いの元猫勇者、伝説の戦士と勘違いされて無双する〜人間なんて助ける気はないのに、最強の威嚇(覇気)でうっかり世界を救ってしまう僕〜』

作者:黒崎 凱
最終エピソード掲載日:2026/08/03
【人間なんて大嫌いだ。
ただ威嚇しただけなのに、伝説の勇者と言われるから】

飼い主に虐待され、短い生涯を閉じた一匹の猫『にゃん太郎』
理不尽な死の直後、彼が目を覚ますと……そこは剣と魔法の異世界。
しかも、なぜか最強の力を持つ『人間の勇者』として転生していた!

しかし、人間に深いトラウマを持つ彼は固く誓う――

「人間なんて二度と信じない。絶対に助けてやるものか」

――と。

静かな寝床を探して森を歩いていた彼は
魔物に襲われている人間の少女を発見する。
一度は見捨てようとするが、魔物の鳴き声が
『かつて自分に吠えていた近所の犬に似ていた』ため
苛立ちから、思わず特大の威嚇(シャーッ!)を放ってしまう。

すると、彼はその圧倒的な覇気によって魔物を討伐してしまって……?

救い出した少女への対応を面倒に感じ咄嗟に
転生前、近所に住んでいたイケメンボス猫の名前を借りた彼……だが
なんとそれが異世界の『伝説の戦士』と同じ名前だった!

「いかなる攻撃も神速で見切る無敵の肉体!(※ただ攻撃を怖がって全力で避けているだけ)」
「戦いの後は自ら血の穢れを祓う神聖な儀式!(※ただ壁で爪を研いで顔を洗っているだけ)」
「そして、悪しき者を一睨みで粉砕する王の覇気!(※ただの猫の威嚇)」

勘違いが勘違いを呼び、ただ平穏に日向ぼっこがしたいだけの元猫な勇者は
勝手についてくる押しかけヒロインと共に、無自覚なまま世界の悪を蹂躙していく。

これは、人間不信のツンデレ勇者が
不本意ながらも無双して英雄になってしまうドタバタ冒険譚である。

※本作はカクヨムにて完結済みの作品を
小説家になろうにも掲載しているものです。
本文内容はカクヨム掲載版と同一です。
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