漆黒の太陽に抱かれて

〝暦(コヨミ)〟と呼ばれる国に住むセレーネは、ある日、褐色の肌の男・ヘリオスと出会う。
そして彼に「俺のモンになれ」と一方的に言われる。
純粋無垢で、超天然、恋愛を知らないセレーネは、その言葉の意味もわからないまま、ヘリオスと接していくうちに、自分が感じた事のない気持ちになっていくのに気づいて行く。
そこに婚約者だと言うレーシュという女性が現れ、二人の恋の行方が次第に怪しくなってゆく……。
純粋無垢の超天然女子と不器用男子の、恋のお話。