38/47
7-7
「レーシュさんが、私の、お友達に、ですか?」
「あぁ。本人は別に構わないとさ。……だから、別にもう怖がる事もない」
セレーネが話を聞いて驚いたのは、ヘリオスがそんな提案をしていたという事実だった。
「そのうち改めてお前にも挨拶に行くとさ。今度は変なものを盛ったりしない、って。俺に殴られたのがかなりショックだったんだろうな。反省してたよ」
「……お友達……嬉しいな……」
呟くセレーネの表情は少し嬉しそうで。
ヘリオスはその表情を見ながら、少しほっとした。
実際、ヘリオスはセレーネの事をまだ全て知っているわけではない。
今は徐々に、という感覚だろうか。
やはり、こういうところも未だに変わらないようだった。
†




