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その原石を見つめて ~クビにされた人材登用官の英雄発掘譚~

最終エピソード掲載日:2026/09/18
■あらすじ(サマリ)
――「鑑定スキル」、そんな便利なものはない。
敗戦の責任を押し付けられ、帝国兵団をクビにされた、戦えない人材登用官。
隣国の騎士団へスカウトされた彼は、埋もれた逸材を次々と発掘し、騎士団を再建していく。
本人は大したことをしているつもりもなく、今日もいつも通り原石を見つめる。

■あらすじ(詳細)
レイグ・ローウェルは、大陸最大の国家・エルムガンド帝国で、騎士団の人材登用を担ってきた文官だった。
家柄や血筋、経歴ばかりが重視される中、レイグは自ら街を歩き、人と話し、その働きぶりを観察することで、数多くの逸材を見つけてきた。
しかし、剣も振れず、魔術も使えない文官の功績など誰も気に留めない。
そんなある日、帝国騎士団は魔族との戦いで大敗する。
責任の所在を求めた帝国上層部は「優秀な人材を揃えられなかった」という理由でレイグを軍事裁判にかけ、莫大な賠償金とともに騎士団から追い出してしまう。

そんな彼の前に現れたのが、隣国アルケイン王国の若き騎士団長、エルナ・フォン・フェルディアだった。
「あなたには、他の人には見えないものを見る目があります」
アルケイン王国はレイグの賠償金を肩代わりし、彼を人材登用官として招聘する。

しかし、待っていたのは家柄や縁故による登用が横行し、組織として歪み始めた騎士団だった。
そこでレイグは、肩書や評判に惑わされることなく、一人ひとりを自分の目で見始める。

そうしてレイグが見つけた“原石”たちは、やがて英雄と呼ばれるようになる。

けれど本人は、自分が英雄になるつもりなどまるでない。
彼が見ているのは、いつだって自分ではなく――まだ誰にも見つけられていない誰かの"才能"。

――これは、特別な鑑定スキルを持たない一人の登用官が、人と才能の「正しい場所」を見つけながら、やがて一国を変えていく物語。
閑話 エルナ
2026/08/22 21:01
第22話 恐怖政治
2026/09/04 23:09
第23話 ある噂
2026/09/05 10:53
第24話 動き出す
2026/09/06 18:52
第33話 決着
2026/09/18 21:05
第34話 大団円
2026/09/18 21:06
エピローグ
2026/09/18 21:56 (改)
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