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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

夢葬屋タック 〜義妹を回復させたければ『勇者』に聞け? ふざけるな!〜 (完結済み)

作者:堅他不願
最終エピソード掲載日:2026/09/12
 主人公、タックは自由都市ストラで『夢葬屋タック』を経営する二十代序盤の男性。

 『夢葬』とは、臨終間際の人間の夢に介入し、当人が理想とする人生最高の場面やこだわりを実現させるという行為であり能力を指す。むろん、最期の夢が成す甘い幻にすぎないが、それでも良しとする依頼者は後を絶たない。

 だが、彼の最大の目的は、血のつながらない義妹のパニーだ。彼女は彼より数歳下である。そして、単なる義兄妹以上の愛情をタックは注いでいた。

 彼女は、夢葬屋タックの地下室で、ここ半年ほど意識不明なまま看護されている。彼女だけでない。隣のベッドでは、勇者トラバスが同じように看護を受けていた。

 こうまで話がこじれたのは、パニーが勇者トラバスの任務に同行したからだ。

 勇者トラバスは、タックとほぼ同年代の男性である。彼は、市参事会の『公認勇者』として、半年前に出発した。そこにパニーも同行した。魔女討伐のために。

 タック達がいる街……自由都市ストラは、数百年前に街から追放されたはずの魔女、リネットから絶えることなく疫病の呪いをかけられていた。その疫病、『リネット病』は市民なら誰でも何度でもかかり得る。もはや、教会が治癒祈祷を通じて市民を搾取する手段と化していた。

 パニーは、タックの猛反対を押しきって参事会に直談判し、許可を得て同行したのである。

 結論として、二人は失敗した。さらに、意識不明の状態で、魔女のいる森と街との境目で発見された。

 以来、半年間に渡り、タックは夢葬を応用してパニーの夢へ入った。しかし、はかばかしい成果はあがっていない。

 参事会と教会の癒着、謎めいた魔女リネットの真意、そして、パニーの回復。夢葬を駆使して、タックは衝撃の真相を引き寄せるのであった。

 ※全約十三万字、完結済。
一、桟橋に立つ女 一
2026/08/31 14:44 (改)
十八、出世 一
2026/09/03 12:10
十九、出世 二
2026/09/03 18:10
二十、出世 三
2026/09/04 08:10
四十、貧民 三
2026/09/10 18:10
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