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用法・用量を守らないポーションはただの毒です! 〜「即効性がない」と追放された元薬剤師、副作用ゼロの生活改善薬を作っていたら冷徹辺境伯と騎士団に全力で囲い込まれました〜

作者:RIU
最新エピソード掲載日:2026/11/01
「光らない薬しか作れない無能な女など、我が薬草院には不要だ!」

総合病院の激務で過労死し、男爵令嬢に転生した元臨床薬剤師のエレナ。
王立薬草院で地道に働いていたが、高魔力至上主義の元婚約者(筆頭錬金術師)から「即効性のない地味な薬ばかり作る」と婚約破棄され、極寒の辺境伯領へ追放されてしまう。

……けれど、元婚約者様?
その「飲むと激痛が走るが傷は塞がる超高濃度ポーション」、魔力刺激が強すぎて血中濃度が危険域です。
要するに――ただの内臓を壊す猛毒ですよ?

厄介なブラック職場を追い出され、「有給消化のつもりで田舎暮らしを満喫しよう!」と開き直ったエレナ。
だが、左遷先の辺境伯城で待っていたのは、劇薬ポーションの過剰摂取で多臓器不全を起こし、「余命3日」と宣告された冷徹辺境伯ジルヴェスタだった。

「主訴を確認します。全員、今すぐその毒ポーションを捨ててください!」

投薬中止、絶食、経口補水、そして胃粘膜保護。
現代薬学に基づいた徹底的な養生指導により、ジルヴェスタは奇跡の生還を果たす!
さらに、エレナが作った「痛みが消える魔法の布(湿布)」や「ひび割れを治すバーム(保湿軟膏)」、「甘い小児用シロップ」は、満身創痍だった屈強な騎士たちや領民たちの心を次々と鷲掴みにしていき――!?

「エレナ、私の毎朝の脈診はどうした?……お前が触れていると心臓が速くなるのだ」
「エレナ様! 今日の鍛錬で筋肉痛です、湿布を貼ってください!」
「我が領の宝を王都へ返す気など毛頭ない。手出しする者は誰であれ斬る」

死にかけていた冷徹辺境伯は過保護な大型猛獣スパダリへと豹変し、騎士団全員による「エレナ様囲い込み包囲網」が結成されてしまう。
一方その頃、エレナを追い出して劇薬を軍に配備した王都では、兵士たちが次々と胃痛と副作用で自滅を始めていて……?

お薬手帳とカルテを武器に、元薬剤師が幸せを掴み取る医療×溺愛ファンタジー!
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