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無色の輝石使い

作者:神代シン
最新エピソード掲載日:2026/10/25
この世界に生きる人間は、生まれながらにして身体にひとつの「輝石」を宿している。

赤は炎、青は海、緑は大地、黄色は雷、紫は幻影。
人々は宿した輝石の色に応じた力を操り、その力によって身分も、仕事も、そして生き方さえも決められていた。

ただひとり、色を持たない者を除いて。

新城真。
彼の身体に宿る輝石は、どの色にも属さない透明な石だった。

力を持たない落第者として蔑まれ、誰からも期待されずに生きてきた真。しかし、鉱山を襲った怪物との遭遇をきっかけに、彼の輝石が秘めていた異質な力が目を覚ます。

それは、音と振動を捉え、ほかの輝石の力に干渉する能力。

色を持たないはずの少年は、なぜ色の力に触れられるのか。

その答えを求める真は、己の肉体を燃料にして戦う紅蓮の狂戦士ガルドとともに、各地の輝石の源流を巡る旅へと踏み出す。

旅の先で彼らが目にするのは、色によって守られた街と、色によって差別される人々。自然を蝕む力、死者の記憶に縛られた者たち、そして平和の名のもとに人々を管理する白冠教団。

やがて真は知ることになる。

自分の輝石が、失われた歴史と世界の根幹に関わる存在であることを。

すべての色を拒絶し、争いのない世界を作ろうとする者。
すべての色を消し去り、誰もが等しくなれる世界を望む者。

そして、違いを抱えたまま共に生きる道を探す者。

それぞれの願いが交錯するとき、世界は大きな選択を迫られる。

色があるから、人は違う。
違うからこそ、傷つけ合う。
それでも――違うからこそ、出会えるのだとしたら。

色を持たない少年は、旅の果てに何を選ぶのか。

これは、無色の少年が世界の色を知り、やがて世界そのものの在り方を問い直す物語
第一章無色の落第生
2 灰鐘村
2026/10/20 19:43
3 鉱石運び
2026/10/20 19:45
4 鉱喰いの咆哮
2026/10/21 17:55
5 音のない場所
2026/10/21 17:57
8 古い記録庫
2026/10/22 13:35
9 白い来訪者
2026/10/22 13:39
10 白冠の調査
2026/10/22 14:00
12 緋の狂戦士
2026/10/22 14:04
13 力の代償
2026/10/22 14:05
15 色なき旅路
2026/10/22 14:10
17 無色の値札
2026/10/22 14:18
18 色を測る秤
2026/10/22 14:19
20 追跡者の影
2026/10/22 14:51
23.暴走する緑
2026/10/22 14:55
25.赤い残火
2026/10/22 14:57
27.白冠の命令
2026/10/22 14:59
28.落第生の選択
2026/10/22 15:00
30.無色の夢
2026/10/22 15:02 (改)
31.目覚めた場所
2026/10/22 15:04
第二章 拒絶の都
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