エヴァーグレースの魔法使いに恋をして

かつてこの世界には魔法が溢れていた──。
あらゆるものが魔力を持ち、人間は当たり前に魔法を使って生活をしていた。
魔力を持つ人々は温厚で穏やかな者が多く、魔法を与えた神々との間には交流があり、永らく良好な関係を保っていた。
しかし、そんな人々の中に一部、欲が強い人々もいた。
彼らは神の国に侵略し、より強い力を求めた。
それにより神々の怒りを買い、人間は魔力を奪われた。
それから長い何月が経ち、生活から魔法がなくなり、魔法があったことすら忘れ去られた世界に、大きな魔力を持った子が生まれた。
彼女の名前は光と言う意味を持つ、クラリスと名付けられた。
15歳になったばかりの彼女は、町の外れのエヴァーグレースの森にひっそりと住む、同じく魔力を持つエドモンドに出会う。
彼女の前世や生まれた意味、人々の思惑、様々ものが絡まり合って、平凡だった彼女の人生は変化していく。
こちらのスピンオフ作品もあります。
(R15)『かつて世界を揺るがした悪役と夢見るマイペース乙女』…本編後の悪役ヴィクターのお話。
(R18)『光が紡ぐ運命の子ら』…クラリスの前世、アリシアのお話。
こちらはムーンライトノベルで掲載してます。