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ハルちゃんは、俺。

作者:家宝ダンゴ
最新エピソード掲載日:2026/06/17
木漏れ日がさす病院の中庭で大学生の一條春輝(いちじょう はるき)は小さな女の子と出会う。
風に飛ばされた白い帽子を少女に手渡した。

──それが春輝の生前最期の記憶だった。

春輝が目覚めるとそこは暗闇。
揺れる床。
ダンボールの香り。

只事ではない状況に春輝は、自分が転生していることに気付く。

問題は、誰に転生しているか。

異世界の勇者か。
はたまた農民か。

光り輝く世界で目を開く。

「ハルちゃん!」

そこに現れたのは、最期に出会ったあの少女。

そして……

『俺は、ポメラニアンになっていた……』

春輝はこの六歳の少女、叶内陽菜(かなうち ひな)と家族として共に過ごすことになった。

トイレ問題や犬同士の上下関係に悩みながらも春輝は、陽菜の隣で成長していく。

「ねえ、ねえ、ハルちゃーん!」

『うるせえ!』

これは、元人間のポメラニアンと少女との犬生のお話。
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