表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「もう頑張らなくていい」と無口な騎士に言われた瞬間、私は十二年ぶりに自分のために泣いた——使い潰された聖女の、辺境で始める二度目の人生

作者:歩人
最新エピソード掲載日:2026/05/26
「もう、頑張らなくていい」

その一言を、十二年ぶりに聞いた。
前世は社畜のまま過労死して、転生先で“聖女”として神殿に拾われた私は、それからずっと「大丈夫です」と笑い続けてきた。大規模治癒で倒れても、誰も私の名前を呼ばない。代わりは? と、大神官の声だけが床に落ちる。

そんな私を、護衛騎士のレオンが連れ出した。
辺境の村の朝。焼きたてのパンと、誰にも急かされない湯気。

「凛ちゃん」と村人に名で呼ばれた瞬間、私は初めて、自分のために泣いた。

神殿はもう機能していない。王都は私を取り戻そうと使者を寄越す。でも私は、自分の口で「お断りします」と言う。
日陰で命を削っていた手が、ようやく自分の指を覚え始めた——使い潰された聖女が、もう一度だけ生き直す、辺境再生×ざまぁ×溺愛の物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ