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第七号棟の夜

作者:卓哉
最終エピソード掲載日:2026/10/06
築五十年の団地が、来年の春に取り壊される。

管理会社の深津は、退去手続きに追われている。そこへ、二十年前にこの団地で弟を亡くした女が現れた。当時の記録はもう残っていない。住民は誰も、あの日のことを話さない。

やがて停電の夜、彼女は七号棟から落ちて死ぬ。

会社が求めたのは、経緯をまとめた一枚の報告書だった。聞き取りに応じた七人は、それぞれ違う「その場にいたもう一人」を語る。窓の外に立っていた人。階段室の巨大な影。上から下りてくる足音。誰も嘘をついていない。それでも、話は合わない。

——すべてに説明がつく物語である。ついたあとに、何が残るか。
第一章 退去
第二話 手すり
2026/09/02 20:00
第三話 窓辺
2026/09/03 20:00
第六話 お茶
2026/09/06 20:00
第七話 夕飯
2026/09/07 20:00
第八話 その夜
2026/09/08 20:00
第二章 聞き取り
第九話 朝
2026/09/09 20:00
第十話 報告書
2026/09/10 20:00
第十七話 訂正
2026/09/17 20:00
第三章 順番
第十九話 順番
2026/09/19 20:00
第二十五話 16時
2026/09/25 20:00
第四章 解体
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