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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
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君と暮らす、午後三時。

作者:金麦
最新エピソード掲載日:2026/09/02

仕事を辞めた25歳の女性、白瀬依央。

これまで一人で暮らしてきた彼女は、ある出来事をきっかけに、住んでいた部屋を離れなければならなくなってしまう。

途方に暮れていた依央に声をかけたのは、隣の部屋に住む女性――久住朔だった。

マンションの廊下ですれ違えば挨拶をする。

それだけの関係だった二人。

そんな朔から突然告げられたのは、

「うちの部屋、ひとつ空いてるけど」

という思いもよらない提案だった。

こうして始まった、期間限定の共同生活。

生活リズムも性格も違う二人は、最初こそ距離を測りながら暮らしていた。

けれど、一緒に食べる夕食。
何気なく交わす朝の挨拶。
休日の午後に並んで過ごす時間。

そんな何でもない日々を重ねるうちに、二人の間には少しずつ変化が生まれていく。

一人でいることに慣れていた依央。

誰かと暮らすことに慣れていなかった朔。

そんな二人にとって、いつしか互いの存在は、ただの「隣人」や「同居人」では説明できないものになっていく。

近すぎるから気づけない気持ち。

離れてみなければ分からない大切さ。

そして、言葉にすることをためらってしまう想い。

これは、何気ない毎日の中で少しずつ距離を縮めていく、二人の女性の物語。

あなたはいつから、「帰る場所」を家ではなく、誰かのいる場所だと思うようになっただろうか。

二人が過ごす、午後三時。

その何気ない時間から、二人の物語が始まる。
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